ecforceの特徴・機能・事例・口コミ・評判・料金・決済手数料について現役運営者が解説
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ecforce(ECフォース)の特徴・機能・事例・口コミ・評判・料金・決済手数料を現役運営者が徹底解説

2024.04.08

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ecforce(ECフォース)の特徴・機能・事例・口コミ・評判・料金・決済手数料を現役運営者が徹底解説

今回は、最近なかやまきんに君のCMでも有名なECサイトのカートシステム「ecforce」についてご紹介します。

ecforceは、大企業からベンチャー企業まで主に単品・リピート通販系の企業が利用している信頼性の高いシステムで、EC・オンラインショッピングの運営をスムーズかつ効率的に行うことができます。

筆者は、ECの販売者側での経験が複数社で15年、今のEC支援側で5年と合わせて20年この業界に携わってきており、これまでecforceはもちろんその他にshopifyやmakeshop、futureshopなど一通りのカートを経験しております。

その経験をもとに本記事では、ecforceの特徴やカスタマイズ性、口コミや導入事例などについて、詳しくお伝えしていきますので是非、最後までお付き合いください。

ちなみに、ecforceでの新規ECサイト構築を実施される際は、ぜひIT導入補助金の活用をおすすめします。実質負担1/3でECサイト構築、カート利用料、弊社ではその後の運用サポートも行っております。

よろしければ以下の記事でIT導入補助金について解説しておりますので、併せてご覧ください。

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ecforce(ECフォース)とは

ecforce(ECフォース)とは

ecforceは、ECサイトを構築するためのカートシステムを提供しているプラットフォームです。ecforceを利用することで、一からサイトを構築するよりもはるかに労力をかけることなく、ECに必要な機能を備えたサイトを構築することができます。

例えば、ショッピングカート(カスタマイズ含め)、フォーム一体型のランディングページ、ABテスト機能、チャットbot機能など、様々な機能を簡単に実装することができます。

また、他のカートシステムを提供している会社と圧倒的に異なる点、強みは、ecforceを提供しているSUPER STUDIO社自らが実際に複数のプロダクトを開発から販売まで手がけており、その点で運営事業社側が必要とする本当の機能を理解した上で、それをスピーディーに実装することができるというところです。

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ecforce 強み・特徴

ecforceの強みや特徴には以下のようなものがあります。

ecforce カスタマイズ性が高い

ecforceは、柔軟性が高く、カスタマイズ性が高いため、あなたのビジネスモデルに合わせて、ショッピングカートを自由にカスタマイズすることができます。

もちろんカスタマイズ性が高い分、カスタマイスを行うスキルも一定レベルは必要になりますが、そのスキルさえあれば基本的にはサイト内のほとんどをカスタマイズできるほどに自由度が高いです。

私がこれまで実際にカスタマイズしてきた中では、特に商品詳細ページを商品ごとにカスタマイズすることができる点は、私自身とても役立ちました。

ecforce 大規模なECサイトにも対応可能

ecforceは、カート機能自体は小規模なECサイトから大規模なECサイトまで、幅広い規模のビジネスに対応していますが、金額感は小規模展開する事業者にとっては負担が大きいため、その点では大規模の展開をしている、あるいは今後そこまで計画している企業の利用がマッチするでしょう。

ecforce 安全性が高い

ecforceは、安全性が高いため、クレジットカード情報などの個人情報をもちろん安全に取り扱うことができます。また、ECforceは、ISO 27001 (ISMS)、プライバシーマーク JIS Q 15001を取得しており、高度なセキュリティ対策を実施しています。

ecforce サポート体制

ecforceで評価が高い項目のひとつがこのサポート体制でしょう。オンラインマニュアルをはじめ、Q&Aも豊富に用意されています。

サポートが必要な場合には、電話・メール・チャットサポートなど、様々な方法で最適なサポートを受けることができますし、コミュニティ内で他カート利用の事業間とやり取りをすることで解消することも可能です。

体制としては、1ショップ平均3名のサポートチームで、新規ショップ立ち上げ、 他社カートから移行などをサポートしています。

このようにサポート体制はかなり充実してますが、そもそものシステム設計やUI、取扱ガイドなどが非常にわかりやすいこともあり、サポートに問い合わせたことがないという人もいるほどです。

ecforce 外部サービス連携が容易

ecforceは数多くの外部サービスと連携しており、さらに要望に合わせて日々連携サービスを増やしています。

決済、マーケティング関連ツール、フルフィルメント等、各領域で一般的に必要な外部サービスはもちろんのこと、ギフト機能や越境販売機能、LINE連携機能、UGC生成機能など、理想のECシステム環境の実現が可能です。

ecforce 機能

ecforceは、基本的にECサイト構築に必要な機能はほぼ備えているといっても過言ではないです。それゆえ費用面で若干高いとの声が上がっておりますが、ここではecforceのその機能について説明します。

個人的には機能面についてはほぼ求める機能はあるとお考えいただいて問題なく、どちらかというとその機能を使いこなすだけの知識やマーケティング予算、月商規模があるかどうかが重要と考えています。

せっかくの豊富な機能もそれを十分に使いこなせなければ意味がありませんので、改めてそのあたりの観点は念頭にecforceの活用を検討したいものです。

ecforce 商品管理機能

ecforceでは、商品の登録や編集、削除などの商品管理機能に加え、定期設定・アップセル商品/サンクスアップセル商品/サンクスクロスセル商品の設定・ポイント設定・ラッピング管理・割引設定・商品レビュー管理も行うことができます。

ecforce 注文管理機能

ecforceでは、注文の受注から出荷までの流れを一元管理する注文管理機能が備わっています。注文の受付、在庫管理、注文の変更やキャンセルなども行うことができます。

ecforce 支払い管理機能

ecforceでは、クレジットカード・銀行振込・代引きなど、さまざまな支払い方法に対応した支払い管理機能が備わっています。また、税率や送料などの設定も行うことができます。

都度外部の決済代行会社との連携が必要のため、ecforceの構築と併せて、ご利用になるクレジットカード、その他決済の代行会社を選定いただく必要があります。

ecforce 顧客管理機能

ecforceでは、顧客の登録情報(生年月日や年齢など)の管理や注文履歴の確認など、顧客管理機能が備わっています。

また、細かい購買履歴やポイント状況など確認できるため、顧客に対してメールマガジンやステップメールなどのマーケティング活動も行うことができます。

ecforce マーケティング機能

ecforceでは、クーポンの発行やポイントシステムの設定、販売促進のためのキャンペーン機能など、マーケティングに関する機能が豊富に備わっています。

直近では、新たに自社開発したMAツール(ecforce ma)のリリースを行なっており、ecforce内に既にある顧客データを活用してマーケティング活動を行うため、特別なデータ連携の設定をすることなく、管理画面の発行後は即日でCRM施策の実行が可能です。

ecforce 売上分析機能

ecforceでは、ショップの売上を分析することができます。期間、商品、媒体など様々なセグメントで売上を集計することができます。これにより、ビジネスの状況把握や改善点の把握が容易になります。

その他、定期継続率分析、対象の広告URLに対する顧客の流入経路を測るリファラ一括出力機能、ABテスト管理機などがあります。

ecforce カスタマイズ機能

ecforceでは、独自のデザインや機能を追加するための自由度の高いカスタマイズ機能が備わっています。また、ecforceには様々なAPIが用意されており、外部サービスとの連携やカスタマイズも可能です。

ecforce カスタマイズ

ecforceには、デザインテンプレートをカスタマイズ機能があります。

ecforce テンプレートカスタマイズ

ecforceには、多数のテンプレートが用意されており、それらを基にカスタマイズを行うことができます。

テンプレートをカスタマイズせずに使用しても十分満足できるレベルです。テンプレートをカスタマイズするにはHTML、CSS、JavaScriptなどのスキルが必要となります。

スキルがあれば、自由度の高いカスタマイズが可能になります。

ecforce コーディング

ecforceは、HTML、CSS、JavaScriptで構成されており、それぞれ編集することが可能です。

ecforce HTML

ecforceのHTMLは、主にテンプレートとして提供されます。テンプレートは、ecforceの機能やデザインを利用して、独自のWebページを作成するための基盤となります。

ecforceのテンプレートには、必要な情報を表示するためのHTML要素が含まれています。

ecforce CSS

ecforceのデザインは、主にCSSで実装されます。ecforceには、多数のデザインテンプレートが用意されており、それらを利用して独自のデザインを作成することができます。

一部、標準で定義されているCSS classや動作のため読み込まれているJavaScriptなどが存在しており、これらを外すことはできない仕様になっています。

ecforce JavaScript

ecforceは、JavaScriptも各箇所で使われています。Javascriptの知識も必要になりますが、カスタマイズも可能です。

例えば、ecforce chatを設置したい対象画面のソースコードにタグを埋め込むことで、ecforce chatを設置することができます。

ecforce compass

ecforce compassは同じようにecforceを活用しているecforceユーザー限定の実名制コミュニティで、交流や情報交換を行うことで、EC運営上のお悩みを解決するヒントが得られる場となっています。

ecforceユーザー限定の実名制のクローズドコミュニティのため、情報の質が担保された信頼感のあるやりとりができ、EC運営やecforceの運用で困った際に有効活用できると思います。

ecforce 管理画面

多くの場合、実際にどのような管理画面になっているのか、そのUIを確認したいなどのご要望もあるかと思います。

ecforceではecforce FAQというecforceのご利用方法・機能等の検索、マニュアルがまとまったガイドページがあります。

実際に管理画面のイメージや操作方法などをより詳しく把握されたい方はこちらのページを一度ご確認いただくと良いでしょう。

ecforce 評判・口コミ

ecforceは、日本国内で多数のECサイトで利用されており、その評判・口コミは様々です。ここでは、ポジティブ、ネガティブそれぞれの見解をご紹介します。

ecforce 評判・口コミ(ポジティブ)

広告代理店から「初めてですけどこれ超良いですね!」と喜ばれるTips。
ecforceの「広告主管理」機能を使うと、代理店側でコード発行やタグ設置ができる。
代理店は自社でタグ設置まで完結できるのでメーカーへの依頼の手間や待ちがない。またタグ設置ミスも起きにくい。メーカーも手間がすごい減る。

Twitter – @HiroALPACA

管理画面のUIがユーザーが使いやすいよう整理させていて使いやすい。LPでのアップセル機能やステップメール、クーポン機能などが標準で装備されているので、いろいろな施策に応用し易い。efoと組み合わせるとさらにCVRの向上が見込めるので、D2C通販の新規立ち上げなどには向いていると思う。

ITreview – 公式サイト

クーポン機能や離脱防止ポップアップなど、通販におけるさまざまなサービスを使用できる点が素晴らしいです。複数の商品をクロスセルしたい場合は、セット販売機能もあるので、単一商品ではなく複数ジャンルの商品を取り扱っている企業でも使用しやすいです。

ミナオシ – 公式サイト

ecforce 評判・口コミ(ネガティブ)

efoの使い方が少しむずかしいので、もっと誰でも使えるようにしてほしい。今後期待することとしては、自動化設定を設定できるシーンをもっと増やしてほしいです。例えば「〇〇メールを送信した時」「PDFを出力した時」など。

ITreview – 公式サイト

ecforceに触れてるんだけど、これはいいのか悪いのかよくわからない

Twitter – @M_coffeekatsu

オプション機能が多くあるが、値上がりしてしまったこと。商品ごとの配送日時設定を出来るようにして欲しい。また、都道府県ごとの配送時間帯の出し分けも出来るようになればありがたい。

ITreview – 公式サイト

こちらはあくまでecforceの評判・口コミの一部です。

ecforceは、多くのECサイトで利用されていることから、一般的に高い評価を得ていますが、カスタマイズには一定のコーディングスキルが必要であることや、料金が高いと感じる声が一部ありました。

サポートは充実しているので、遠慮せずに相談ししてみるのも良いでしょう。

ecforce 事例

ecforce 導入事例

多くの方が知っているような大手企業からいわゆるD2Cのベンチャー企業まで多くの企業で導入されています。特に単品リピート通販と言われる領域、商材の販売をされている企業には定評があるようです。

一部詳細なお声としては、ecforceを導入してCVRが大きく向上した内容やカスタマーサポートの工数削減や解約率が改善されたという内容のお声も多くありました。

公式サイトには各導入事例の細かい内容(導入運用した背景やその後の成果など)も掲載されていますので、詳細は一度サイトを覗いてみてください。

ecforce 料金・月額費用

スタンダードプランエキスパートプラン移行プラン
初期費用148,000円248,000円お見積り
月額固定49,800円/月99,800円/月99,800円
月額従量30円/件30円/件要問合せ
可能受注件数2000まで/月制限なし要問合せ
データ移行×要問合せ
サーバープラン共有クラウド専用クラウド要問合せ

上記以外で決済手数料が発生します。決済方法によって若干異なりますが、クレジットカードで3.5%~、PayPalは2.9%+40円~、LINE Payは2.45%というようなイメージです。

スタンダードプランは、定期販売に特化したecforceの全ての標準機能が使える内容で、エキスパートプランは、大型受注にも耐えられる専用サーバを利用した内容です。

※料金はすべて税抜価格です。
※月額従量は受注一件につき発生する金額です。
※スタンダードプランにて月受注件数が2,000件を超えた場合、自動的にエキスパートプランにグレードアップされます。
※プラン内容については変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

ecforce 決済

ecforceは決済代行会社と提携しているため、安全かつスムーズな決済処理を行うことができます。
基本的な支払い方法は、導入時に実装することをおすすめします。

ecforce クレジットカード決済

ecforceは、クレジットカード決済に対応しています。Visa、Mastercard、JCB、American Expressなど、主要なクレジットカードブランドに対応しています。

また、3Dセキュアにも対応しており、より安心してクレジットカード決済を利用することができます。

ecforce 後払い コンビニ・郵便局

一部のコンビニエンスストアにおいて、店頭での現金決済が可能です。ecforceは、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマートなど、主要なコンビニエンスストアに対応しています。

GMO後払い別送・NP 後払い・後払い.com・Paidyなど主要サービスとの連携も可能です。

ecforce 代金引換

商品の配送時に、代金をお届け先で受け取ることができる代金引換決済にも対応しています。代金引換決済の場合、手数料が発生する場合があります。

ecforce 銀行振込

銀行振込による決済も可能です。銀行振込を選択した場合、注文確定後に注文内容と振込先が表示されます。指定された期限内に指定の口座にお振込みください。

※楽天Pay、PayPayは使用できません。

ecforce CRM

ecforceでは、顧客に対してメールマガジンを配信することができます。メールマガジンには、セール情報や新商品情報などを含めることができます。

またCRM機能により、顧客ごとにメールアドレスを管理し、顧客の購買履歴に合わせたステップメールの配信を行うことができます。

  • 月50,000通まで無料。
  • 50,000通を越えると1通あたり0.3円

ecforce カゴ落ちメール

ecforceでは、「かご落ちメール」と呼ばれるメール配信機能が備わっています。かご落ちメールとは、顧客がショッピングカートに商品を追加したにもかかわらず、購入手続きを途中で放棄した場合に、自動的に送信されるメールのことです。

かご落ちメールは、顧客が商品購入を検討している段階で、購入を促すことができる非常に効果的な手段です。ECforceのかご落ちメールは、以下のような機能が備わっています。

ecforce テンプレートからのカスタマイズ

ecforceでは、かご落ちメールのテンプレートが用意されています。これを基に、簡単にかご落ちメールを作成することができます。また、カスタマイズした場合には、HTMLメールとして作成することも可能です。

ecforce パーソナライズ

ecforceのかご落ちメールでは、顧客の名前や、かご落ちした商品の情報を自動的に挿入することができます。これにより、各顧客に対してよりパーソナライズされたメッセージを送信することができます。

ecforce 自動配信機能

ecforceでは、かご落ちメールを自動配信する機能が備わっています。カゴ落ちメールを送信するタイミングは、1時間後から24時間後まで1時間間隔で設定できます。

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総括|ecforce(ECフォース)の特徴・機能・事例・口コミ・評判・料金・決済手数料について

ecforceについてまとめましたが、いかがでしたか?機能的には、十分満足できるプラットフォームです。私は、html・CSSの知識がありますので、自由にカスタマイズすることができました。

ランディングページはもちろん、すべてのページをカスタマイズすることができますので、とことんこだわることができます。構築や設定を行う途中、わからないことがでてきた場合にQ&Aが豊富なことやサポートが手厚いこともとても救われます。

また、受注システムとして使うことができるのも魅力的です。コールセンターでの受注システムとして併用しているユーザーも多くいらっしゃいます。

本記事により少しでもecforceのことをご理解いただき、ecforceを活用することでみなさまの事業が成長することに寄与することができれば幸いです。

ecforce 運営会社

会社名:株式会社SUPER STUDIO
代表者:林 紘祐
設立年数:2014年12月
所在地:東京都目黒区下目黒2-23-18 目黒山手通ビル8階
URL:https://www.super-studio.jp/

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