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Shopifyの使い方を初心者向けに徹底解説!準備しておくべきものは?

2024.03.18

想定読了時間 5 分
Shopifyの使い方を初心者向けに徹底解説!準備しておくべきものは?

近年非常に多くのショップがShopifyを利用していますが、中には利用はし始めたものの、まだいまいちどのように使ったらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

  • Shopifyを始めたいけど、使いこなせる自信がない
  • Shopifyでストアを構築する一連の流れを把握したい

本記事ではこのような悩みを解決するための内容を解説します。

記事前半では、Shopifyでストアを開設する前に準備しておくべきものに焦点を当てます。後半では、Shopifyの登録後の流れやプランの選択方法について解説します。

また弊社では、Shopify制作代行・運用代行サービスを行っております。

制作だけではなくその後の運用サポートまで一貫してサポートしておりますので、Shopfiyに関して気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

Shopify(ショッピファイ)とは

Shopifyは、低コストかつ手軽に本格的なネットショップを開設できるEC構築プラットフォームです。

従来のECサイト運営には、サイト構築、決済サービスの組み込み、マーケティングなど、多くのコストと時間がかかっていましたが、Shopifyではこれらを低コストかつスピーディーに実現できます。

EC運営に必要な機能はほぼ網羅されており、月額料金制で事業規模や利用する機能によってプランを柔軟に変更できるので、初心者でも安心して利用できます。

このようなECサイト構築サービスを提供する事業者をASP(Application Service Provider)と呼びますが、Shopifyはその中でも世界No.1のシェアを誇ります。

Shopifyは2006年にカナダで設立され、2017年には日本法人が誕生しました。以前は日本文献が乏しいとされましたが、現在では多くの日本のメディアや書籍で情報が入手可能です。

自社ECサイトを作りたいと思った場合、Shopifyはまず検討すべきプラットフォームと言えるでしょう。

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Shopifyストア開設前に準備すべきもの

Shopifyのストアを立ち上げる前に、以下の項目をしっかりと準備しておくことで、スムーズな立ち上げが可能です。

商品データ

商品データは、販売する商品に関連する情報です。

  • 商品名
  • 商品説明
  • 商品画像
  • 価格

これらの情報を整理しておくことで、効率的に商品ページを構築することが可能です。

特に、商品画像については売上に直結する要素であるため、事前に十分な準備を行うことが重要です。撮影や素材の収集には時間がかかるため、余裕をもって計画を進めましょう。

商品数が限られている場合は、手動での商品登録も可能ですが、大規模なECサイトなどではCSVファイルを用いた一括登録がおすすめです。これにより、複数の商品を効率的かつ正確に管理できます。

参考記事
永久保存版!CSVファイルでストアに商品を追加してみよう!

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サイトマップ

サイトマップとは、文字通り「Webサイトの地図」です。これは、サイトを構成するページと、各ページがどのようにつながっているかを一覧化して示すものです。

なぜサイトマップが必要なのかというと、「どんなサイトを作りたいのか」というゴールが明確になり、サイトの構築がスムーズになるためです。

ECサイトの場合、商品ごとのページやお問い合わせページ、特定商取引法ページなど、多くのページが必要となります。事業者は、事前にどのページが必要かを一定程度考えておくことが重要です。

そのためサイトマップを導入することは重要であり、ページの漏れや階層の混乱を未然に防ぐ役割を果たします。

サイトマップを活用することで、全体の構造を視覚的に把握しやすくなり、ページの漏れや混乱を未然に防ぐことができます。

アプリ

サイトマップが作成できたら、サイトに実装したい機能が明確になってくるでしょう。その際、機能を実現するためのアプリを事前にリサーチしておくと良いです。

Shopifyアプリは、ECサイトに様々な機能を追加できるサービスです。例えば、在庫管理、ポイントやクーポンの付与など、ネットショップを自由にカスタマイズできます。

ただし、Shopifyアプリは8,000以上も存在しており、選択肢が多すぎて迷うことがあります。事前に欲しい機能に合わせてリストアップしておくと、後でインストールする際に迷うことなく進めるでしょう。

場当たり的にアプリをインストールすると、本当に必要のないアプリを導入してしまったり、必要な機能の実装が見落とされる可能性があります。事前に計画的に設計しておくことで、スムーズかつ効果的な運用が期待できます。

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ロゴ

サイトやメールなどで使用するブランドロゴも事前に用意しておくと便利です。ロゴの準備は、ブランドの統一感を出すだけでなく、見た人に良い印象を与えるのに役立ちます。

ロゴを準備する際は、長方形と正方形の2つのバリエーションを用意しておくと良いです。正方形のロゴは、ファビコンやSNSアカウントのアイコンなどで活用できます。

もし簡易的なロゴを作成したい場合は、Shopifyが提供しているロゴメーカー「Hatchful」がおすすめです。5分ほどで1つのロゴを作成できます。

本格的でクオリティの高いロゴを作成したい場合は、デザイナーに制作依頼しましょう。

独自ドメイン

Shopifyでオンラインストアを構築する際、初期のドメインは通常「〇〇.myshopify.com」のような形式です。しかしこのままでは、ショップのアドレスが長く、覚えにくいと感じるかもしれません。

そこで、独自ドメインを取得して使用することが一般的です。これにより、アドレスが「〇〇.com」などのシンプルな形に変更され、ユーザーにとって認識しやすくなります。

独自ドメインを使用することで、ユーザーがショップ名やブランド名である「〇〇」を覚えてもらう可能性が飛躍的に向上します。

オンラインのECショップでは、ブランドの認知度が成功に密接に関わっており、独自ドメインはその一環として重要な役割を果たします。

ドメインを途中で変更することは難しいため、最初に独自ドメインを設定しておくことが望ましいです。

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メールアドレス

独自ドメインを設定するだけでなく、それに合わせて独自ドメインと同じドメインを持つメールアドレスを設定しておきましょう。

たとえば、サイトのドメインが「〇〇.com」であれば、メールアドレスは「info@〇〇.com」や「support@〇〇.com」といった形に統一することが一般的です。

独自ドメインと同じドメインを持つメールアドレスを使用することで、ショップやブランドに関連付けられ、専門的かつ信頼性のある印象を与えます。

Shopifyの使い方|初期設定〜ストア開設の手順まとめ

以下では、Shopifyでストア開設までの手順を簡潔に紹介します。ただし、設定ガイドが存在するため、実際に操作することがおすすめです。そのため、ここでは大まかな流れを説明するにとどめます。

アカウント登録

Shopifyの公式サイト(https://www.shopify.com/jp)にアクセスし、無料体験のアカウントを作成します。

アカウント作成にはメールアドレスだけでなく、Apple、Facebook、Googleアカウントでも登録可能です。この段階ではクレジットカードなどの決済情報は不要です。

※以前までは無料トライアル期間が14日間でしたが、2024年1月現在、3日間に短縮されました。

アカウント登録が完了すると、管理画面にアクセスできます。

商品を追加する

Shopifyの設定ガイドに従って、最初のステップとして商品の追加を行います。

事前に準備した商品データを参考に登録していくとスムーズです。

商品の編集画面に遷移したら、商品名をはじめとした情報入力画面があるため、必要に応じて情報を埋めていき登録を完了します。

商品にサイズやカラーバリエーションがある場合は、「バリエーション登録」から詳細な商品情報を入力できます。

コレクションから商品のカテゴリ分けを行う

Shopifyでは「コレクション」というカテゴリの設定機能があり、登録済みの商品をジャンルや色などのカテゴリに分類できます。

コレクションには自動と手動の2種類が用意されています。手動で設定するだけでなく、条件に基づいて自動で商品をカテゴリ分けすることも可能です。

テーマを導入しカスタマイズする

Shopifyにはデザインテンプレートが用意されているため、自社のブランドイメージに合ったデザインに変更し、カスタマイズします。

人気のあるテーマなどはピックアップされているため、そこから選ぶのも良いでしょう。

必要なページを作成する

サイトを完成させるために、必要なページを作成します。事前に準備したサイトマップを参照しながら進めましょう。

「オンラインストア」の「ページ」をクリックすると、ページの管理画面に移動します。

デフォルトでお問い合わせページが作成されています。「ページを追加」から、簡単にページを作成することができます。

配送料と決済方法を設定する

Shopifyは販売する国や地域に合わせて異なる送料や配送方法を設定できます。送料の計算方法も商品に合わせて調整を行えます。

決済方法については『Shopifyでの決済方法を追加設定できるアプリと決済手数料を徹底解説!おすすめの決済方法とは』という記事で詳しく解説しています。

プランを選択してストアを公開

これでショップを公開するために必要な初期設定が完了しました。ただし、現時点ではショップにパスワードが設定されており、パスワードを知っている人以外はショップを見ることができません。

ショップを公開するには、先にShopifyのプランを契約し、パスワードを削除する必要があります。

Shopifyのプランはどれを選べばいい?

Shopifyのプランを選ぶ際には、公式サイトで最新の情報を確認しましょう。Shopifyの機能や価格は頻繁に変更されるため、古い情報を頼りにすると判断が誤る可能性があります。

ただし、事業規模に応じて最適なプランを選ぶという基本的な原則は変わりません。

  • 少人数での運営するなら:ベーシック
  • チームで運営するなら:スタンダード
  • 事業規模をさらに拡大するなら:プレミアム
  • 大規模・複数店舗で運営するなら:Shopify Plus

プランごとに機能やアカウント数の上限が異なりますが、初めての利用で特にこだわりがない場合は、ベーシックプランからスタートするのがおすすめです。ベーシックプランを利用しながら、必要に応じてスタンダードに変更することも可能です。

また、販売数が増加すると決済手数料の観点からも上位プランが経済的に有利になることがあります。将来の事業成長を見据えて、今選ぶべきプランを検討しましょう。

関連

総括|初心者向けのShopifyの使い方や準備について

この記事では、Shopifyでスムーズにストアをオープンできるように、開設前に準備しておくべきものや、Shopifyの登録後の流れやプランの選択方法について解説しました。

Shopifyを活用して販売を拡大していくためには、単にストアを開設するだけではなく、売れるための導線を設計したサイト構築が必要です。

これには集客や分析、改善など構築後のPDCAサイクルを回すことが不可欠です。

現役ECプレイヤーの知見をもとにShopifyで売れる導線設計のサイト構築をしたい方は、ぜひ一度弊社のShopify制作代行サービスにご相談ください。


当社では上記のような実際に運用経験もあり、現場で培った知見やノウハウをもった方が実際に実務部分のサポートまで行うサービスを提供しております。

売上拡大のための施策立案や実務のマンパワーも足りないという企業様はぜひ一度当社までお問い合わせください。

これまでのECコンサルや運営代行などとの運営体制の違い、コスト構造の違いなど具体的にどのような仕組み、取り組みで、どのような結果が出ているのかなどお話させていただきます。

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