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単品通販・リピート通販におすすめのECカートシステムを徹底比較!選び方から各ASPの特徴まで

2022.04.09

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単品通販・リピート通販におすすめのECカートシステムを徹底比較!選び方から各ASPの特徴まで

今回は一般的にECと言われて認知されている総合通販ではなく、直近注目されているDtoCと近しいモデルで、単品通販・リピート通販と言われる領域で利用されている、代表的なカートシステム(ASP)を徹底比較していきます。

近年、数少ない商品を自社で企画・製造(外部委託含め)し、その商品をネットで販売するいわゆるDtoCの事業を立ち上げる企業が多くある中で、自社に最適なECカートシステムを探す機会も増えてくると思います。

そこで本記事では複数あるカートシステムの中で、どれが自社に最適なのかが判断できる情報を、出来るだけ分かりやすくお伝えいたします。

単品通販とは

先ほど分かりやすくお伝えするために、一旦、「単品通販」「リピート通販」「DtoC」を横並びで同様なモデルとしてご紹介しましたが、正確にはそれぞれの定義において若干異なる部分があります。

単品通販は、その名の通り基本的には1商材をネットで販売しているモデルで、定期(リピート)を前提としていませんが、多くの場合定期型のモデルを採用しているため一般的には単品通販=リピート通販で認識しても支障はないでしょう。商品としては例えば、嗜好品の食品や下着などのイメージです。

リピート通販は、化粧品や健康食品、コンタクトレンズなど日常的に頻度高く使用するような商材を販売しており、基本的にはECが多いですが、以前は(今も一部ありますが)カタログやDMなど比較的アナログな手法も使われていました。

DtoCは、Direct-to-Consumerの略で先ほども少しお伝えしたように、自社で企画から製造販売まで一貫して行うことで、従来の商社や小売などの流通経路を介さずに直接消費者(Consumer)に商品を販売する形で、近年このモデルが非常に増えています。

上記2つとの違いとしては、あまり機能的、価格的な競争をせずに独自の世界観や理念(最近だとサスティナブルかどうかなど)などで差別化を図るケースが多いです。

単品通販(リピート通販)の仕組み

本記事では以降、単品通販とリピート通販を同義として話を進められればと思います。単品通販では先述の通り、通常の総合通販とは多少異なる部分があるため、その仕組みや重視している指標、KPIなども違っています。

ここでは、後述するカートシステムの機能をより理解しやすいよう、単品通販の仕組み、重視させている指標などをご紹介いたします。仕組みや指標などが把握できれば、単品通販あるいは自社でどのようなシステム機能が必要かが分かりやすくなるでしょう。

仕組み・ビジネスモデル

単品通販では、大前提としていかに顧客の生涯価値(LTV)を高めるかが非常に重要です。と言うのも、多くの場合他の業種と比べてかなりの広告費を投下して新規顧客を獲得するため、1回の購入では元が取れず基本的にはリピート購入をしていただき、更にその後も1人の顧客にどれだけ自社の商品を購入してもらえるかが重要です。

同じ単品通販モデルを採用している企業でも、この「リピート購入」をしてもらうための仕組みは若干異なっています。例えば、初回購入時から今後の定期購入を前提として、初回購入時の金額はかなり破格にし2回目以降購入されない場合にはその時点でキャンセル料が発生するものがあります。

また他にも、初回では通常価格と変わらず本商品を購入いただき、以降定期購入される顧客向けに通常価格よりも安く購入できたり特典がついたりするなどのお得な設定になる仕組みがあります。また、1番多いケースかもしれませんが、初回購入に至るまでにまずは試供品・サンプル品・などを無料で提供してから本商品の定期購入に繋げる仕組みで運用している企業もあります。

重視する指標

ここでは先の仕組みが上手く回っているかどうかを図るための、単品通販で重要な指標をいくつかご紹介します。大きな括りでは、いかに最小のコストで新規顧客を獲得するかいかに顧客生涯価値を最大にするか、この2点に集約されるかと思います。

CPO

CPAは、CostPerActionの略で、1人の新規顧客獲得(本商品の定期購入)にかかったコストのことです。いかに効率の良い広告運用で新規顧客を獲得できているかを図るための指標で、計算式は「投下コスト÷総新規顧客数」で求められます。

LTV

LTVは、LifeTimeValueの略で、平均して1人の顧客が購入開始から継続利用を終了するまでの間にどれだけ(売上)自社の商品を購入したか、その金額のことです。獲得した新規顧客をいかに優良顧客化(ロイヤル化)しているかを図る指標で、計算式は「平均顧客単価×平均購買頻度×平均継続期間」で求められます。

F2転換率

F2は、Frequency(頻度)と2回目購入の略で、獲得した新規顧客のうちで2回目の購入に繋がった顧客の割合のことです。特に初回購入時に大幅な値引きや特典提供、また試供品やサンプル品を提供している企業で重要視される指標です。

カートシステムの選び方

前置きが長くなりましたが、ここから本題である単品通販のカートシステムに関して、それぞれの特徴や選ぶ際の観点などをお伝えしていきます。基本的には「ビジネス規模」「料金」「機能」の観点で自社に最適なカートシステムを選ぶのが良いでしょう。

ビジネス規模

ここが1番重要だと思いますが、大前提として自社のビジネス規模にあったカートシステムを選択することが重要でしょう。例えば小規模段階で大規模向けシステムを導入する場合、不必要な機能が多い、それゆえ料金も高い、カスタマイズなどが高度で扱いきれないなどが容易に想像されます。

料金

上記、規模感にあったカートシステムを選ぶ前提で、次にその規模感にあった各システムを以下機能も含めてではあるが、金額の比較も多くの企業で重要になるでしょう。

機能

規模感、金額が同程度であれば後は求めている機能が過不足なくあるかどうか、また少し感覚的な部分にはなりますが、自社あるいは担当者が扱いやすいUI/UXかどうかなど、無料トライアル含めて検討するのが良いでしょう。

以降では、1番重要な規模別に有力なカートシステムをいくつかご紹介します。料金や機能含めて自社に最適なシステムを選ぶ際の参考にしてください。

大規模向け

ecforce

ecforce・特徴・比較

株式会社SUPERSTUDIOが提供しているSaaS型のECカートシステムです。自社がメーカーとして数十のブランドを企画から販売まで行ってきた、まさに現場経験に裏打ちされたノウハウと技術力により、認知、購買、継続に至るまで必要な機能を十分に備えています。

特徴

  • 安心丁寧なカスタマーサポート体制

1ショップ平均3名のサポートチームで対応。営業・PM・CS・エンジニアがすべてインハウスで的確でスピード感。

  • インハウスならではの圧倒的な開発スピード

月平均10〜20箇所のアップデートを行い、バージョンアップも40ヶ月連続で行なっている。時代の変化に対応した必要とされる機能提供。

  • ecforce導入ショップの平均年商2億円(業界最高)

2017年にリリースし400以上のショップに導入実績があり、他社カートから乗り換え後のCVRが最大309%UPなど確かな実績。

評判・口コミ

広告代理店から「初めてですけどこれ超良いですね!」と喜ばれるTips。 ecforceの「広告主管理」機能を使うと、代理店側でコード発行やタグ設置ができる。 代理店は自社でタグ設置まで完結できるのでメーカーへの依頼の手間や待ちがない。またタグ設置ミスも起きにくい。メーカーも手間がすごい減る。

Twitter – @HiroALPACA

少数精鋭でEC販売運用しているのですが 前カートと比べオペレーション業務が90%も削減できました! 今後はCVアップの機能(アップセル、クロスセル、離脱防止POP)を活用して施策考えています。 また、課題があっても最後まで一緒に考えてくれ 代替案や、他の提案もくださるのでとても助かります。

itreview – @reviews

リピートPLUS

リピートplus・特徴・比較

リピートPLUSは、w2ソリューション株式会社が提供している業界No1の標準機能数を備える定期通販特化型カートシステムです。スタートアップから大手事業者まで幅広いECサイト構築実績があります。

特徴

  • 定期通販に特化した標準機能

定期通販、リピート通販で必要な機能が950以上も備わっており、フォーム一体型機能、ステップメール、セット販売など豊富な機能で拡張性も高い。

  • 導入企業の確かな成長実績

リピートPLUSを導入した企業の平均売上成長率354%、業務効率化コスト60%削減と売上だけではい全体最適化を考慮した業務効率化機能も搭載。

  • デザインカスタマイズ性の高さ

デザインの制約がなく、自由なサイトデザイン設計が可能。ブランディング施策やページの細かい改修によるCV率向上を実現。

評判・口コミ

ASPカートにおいては、機能が豊富であり、機能理解をすれば、パッケージでもカスタマイズのような使い方が可能である。 カート画面の個別カスタマイズ、CMS機能も実装されており、ユーザーのリテラシーに応じたカートが利用できる。LPもEF一体型も利用可能である。 新規獲得にも貢献可能。 特にお勧めしたい点は、CRMにおける機能面の豊富さである。 メールのセグメンテーション、自動ルール等使いこなせれば、CRMツールは不要かもしれない。 また、他のASPカートよりセキュリティ面に注力されている。

itreview – @reviews

購入確認ページやサンクスページでのレコメンド機能を活用させていただいております。 条件設定も可能なので表示内容の出し分けを行い、効果的な施策の実装ができています! 企画内容によっては反応率30%越えのものなど、売上への効果も絶大です。

itreview – @reviews

中規模向け

サブスクストア

サブスクストア・特徴・比較

サブスクストアは、テモナ株式会社が提供するこれまでにない新しいサブスクリプション特化型のクラウドシステムです。単品リピート通販市場でシェアNo.1を誇り、流通総額1,523億円(2020年9月現在)という実績をもつ「たまごリピートNext」から生まれたシステムです。

特徴

  • 定期通販業界シェアNo.1

導入企業は大企業からスタートアップ企業まで累計1,000社を超え、サービス提供から10年以上経ち、単品通販・定期通販カートシステムではシェアNo.1の実績。

  • 導入企業の平均成長率5倍

サブスクストア利用者の平均成長率が5倍、サービスを通しての流通総額は1,523億円(2020年9月現在)の取引実績。

  • 充実したサポート体制

電話、メールによる無料、無制限のサポートを実施しており、セミナーや導入企業様間の情報交換の場を設けるなど、売上拡大のフォロー体制も構築。

評判・口コミ

サブスクストアっての素敵な感じだなと思ったら、

月額49,800円〜 初期費用 69,800円〜

絶対無理!

Twitter – @koiwakobo

カート領域で言えば、例えば「マイページをこうしたい」「定期の周期をこうしたいなど」など挙げればキリがありませんが、カートのデフォルトの機能では満足せず、常に顧客の声をUI/UXにフィードバックしていきたい事業者にはサブスクストアが向いているのだと思います。

サブスクストア公式HP – @導入事例

楽々リピート

楽々リピート・特徴・比較

株式会社ネットショップ支援室が提供する、リピート通販・D2C “超” 特化型のカートシステムです。他カートシステムからの乗り換えが2社に1社と運営社目線のノウハウを落とし込んだカートシステムです。

特徴

  • サービス継続率No.1

2社に1社が他社のカートシステムからの乗り換えで、そこから楽々リピートを導入した企業で、これまで事業撤退を除く他社へのお乗り換えでの解約は0件。

  • 圧倒的なコストパフォーマンス

他社リピート特化カートでは、月額固定費に加え、従量課金(売上処理料)が発生することが多いですが、楽楽リピートではクレジットカード決済以外の売上処理料は発生せず、CPAを抑えたツーステップマーケティングも可能。

  • 顧客のリピーター化機能が豊富

アップセルやクロスセルはもちろんのこと、ステップメールや、顧客セグメント機能など、業務を効率化しながらリピーターの増加を目指せる機能が豊富。

評判・口コミ

分析管理機能が充実しているので顧客の動向を具体的数値を持って分析ができる。施策の効果を確認しながらPDCAを回せるので社内の合意形成がスムーズになった。メルマガ機能やステップメール機能が充実しているので、顧客とのコミュニケーションを向上できる。

itreview – @reviews

サポートセンターの電話対応が良く、直ぐに電話は繋がるし、実際の自社システム環境にログインして解決してくれるので、実例を直ぐに解決出来ます。主なサポートセンターはマニュアル通りの一般例でしか説明しないが、「この注文情報はどう解決したら良い」がはっきり解るのが良いです。

itreview – @reviews

小規模向け

たまごリピート

たまごリピート・特徴・比較

テモナ株式会社が提供する、比較的小規模事業者向けカートシステムで、単品通販・定期通販の業務に求められる機能を搭載しています。

特徴

  • 定期購入・頒布会対応ショッピングカート(スマートフォン対応済)

5日単位や1週間単位~1ヶ月単位の間隔で定期コースを実現。指定の周期で顧客に商品やサービスを届けることが可能。

  • コールセンター受注機能

電話での受注(社内、アウトソーシング標準対応)、アカウントが無制限。特にシニア層に向けた販売を検討されている企業には相性が良く、セキュリティも安心。

  • 分析機能が豊富(広告・CRM・定期リピート)

リピート通販ならではの必要な機能を豊富に備えており、売上拡大だけではなく業務効率化も同時に実現することができる機能が充実。

評判・口コミ

そこら辺の顧客管理系は大変ですね。UIも含め。 上場だとたまごリピートだと思いますが、最近はshopifyで機能追加するとか、stripe決済がメインかなあと思います 自社開発はほぼstripe決済だと思います

Twitter – @hyotang888

UAはフルスクラッチで自社開発しているのかな?ECサイトのフロントエンド?ってテモナのたまごリピートのようなやつを導入すれば良いんじゃないの?

Twitter – @horoumi

リピスト

リピスト・特徴・比較

株式会社PRECSが提供する定期購入、単品通販に特化したカートシステムです。業界13年以上、導入社数1200社を超える実績。特にスタートアップに強いカートシステムです。

特徴

  • 新規立ち上げに最適

導入企業の9割以上が新規立ち上げでリピストを利用。継続率は98%と確かな実績。

  • 単品通販に最適な機能

定期継続率や広告ごとのLTVがひと目で確認できる業界初のLTV集計機能や2クリックで完了するLP一体型フォームなど、売上に直結する機能が豊富。

  • 独自デザインでカスタマイズ性が高い

自社でsmartyテンプレートエンジンを採用し、リピスト内のほぼすべてのページを自由にデザイン可能な設計で、サイトデザインの自由度はカートシステムの中でもトップクラス。

評判・口コミ

単品通販をshopifyでイケますか?って相談がちょいちょい来る。 個人的な意見としては、単品通販のキモはフォーム一体型LPであり、LPO&EFOの繰り返し&ABテストの無限ループな気がするし、それはshopifyの得意分野ではない。 できるけどやるメリットがほぼない。リピストとかのほうが余裕で現実的。

Twitter – @horoumi

定期通販やるならカートは ECフォースかリピスト、CRMはマルジュかうちでのこづちが王道です

Twitter – @hiyokoD2C

総括

今回は主に単品通販、リピート通販、D2Cをされているあるいはこれから立ち上げる企業向けに、自社に最適なカート選定の際に考えるべき項目と代表的なASP企業各社の特徴をご紹介しました。

個人的にはよほどのこだわりやニッチな取り組みが必要でなければ、多くの企業が利用しているカートシステムをおすすめします。理由としては、多くの利用企業がある場合には、ネット上により多くの有益な情報があり、提供企業側も改善要望にスピーディーに応える場合が多いためです。

いくつか良さそうなカートを見定めながら、詳細は各ASP会社の担当者に確認あるいは実際に利用している企業や担当者の方にヒアリングしてみるのも良いかもしれません。

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