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Shopifyで独自ドメインの設定をする方法と注意点を解説

2024.04.06

想定読了時間 6 分
Shopifyで独自ドメインの設定をする方法と注意点を解説

最近は、Shopifyで構築されているECサイトもよく見かけるようになりましたが、まだ独自ドメインでなかったり、また別のストアからの移行する際の対応も増えています。

  • Shopifyストアを独自ドメインにして開設したい
  • 独自ドメインにする必要性は?注意点は?

このような悩みがある方もいるでしょう。

Shopifyでは初期段階で「〇〇〇.myshopify.com」というドメインが無料で付与されますが、ストアのブランド力向上などのために、独自ドメインを使用することが一般的です。

しかし、ドメインの設定については技術的な内容で、設定が不安な方も多いと思います。また、そもそも独自ドメインにするメリットについてもよくわからない方も多いです。

本記事では、Shopifyストアを独自ドメインに設定する方法と、その際に考慮すべき注意点について詳しく解説します。

また弊社では、Shopify制作代行・運用代行サービスを行っております。

制作だけではなくその後の運用サポートまで一貫してサポートしておりますので、Shopfiyに関して気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

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前提:独自ドメインがなくてもShopifyの運営は可能

まず最初に前提知識として、Shopifyでストアを開設する際には独自ドメインの取得は必須ではありません。ストアを開設すると初期ドメイン「〇〇〇.myshopify.com」が与えられます。

この初期ドメインを使用する際には、追加の費用は発生しません。一方で独自ドメインを利用する場合には、基本的にお金がかかります。

一般的にドメインは、1年以上の契約に対して年間〇〇円などと価格が設定されており、毎年指定した支払い方法で料金を払う必要があります。

これは、Shopifyでドメインを取得する場合でも、外部のドメインサービスを利用する場合でも変わりありません。

Shopifyでドメインを取得する場合、ドメインの新規契約と年間の維持費用がかかり、費用は以下の通りです。(2024年1月現在)

  • 「.com」新規契約料金: $14
  • 「.com」更新料金: $14/年
  • WHOISプライバシー保護サービス: 無料

詳しい料金はShopify公式サイト(https://www.shopify.com/jp/blog/register-a-domain-name)や各社ドメインサービスとのサイトを確認してください。

ただ、どの会社でドメインを取得しても、費用は大きくは変わりません。

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Shopifyストアを独自ドメインにするメリット

Shopifyストアを独自ドメインにするメリット

Shopifyストアを独自ドメインに設定することには、以下のようなメリットがあります。

ブランド名とドメイン名を統一することでイメージアップ

独自ドメインを使用すると、URLをよりシンプルにすることが可能です。

  • Shopify初期ドメインURL:〇〇〇.myshopify.com
  • 独自ドメインURL       :〇〇〇.com

これらを比較すると、あまり違いがないように思えるかもしれません。しかし、他の人が使用している文字列が含まれたURLでは、ブランド名が印象に残りにくくなります。

独自ドメインを使用してURLをシンプルにし、ブランド名とドメイン名を統一させることで、ユーザーが視覚的にも記憶的にもショップを識別しやすくなり、顧客からの信頼やブランディングに大きく寄与します。

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メールアドレスと同じドメイン利用で信頼感が出る

独自ドメインを使用することで、メールアドレスも「contact@〇〇〇.com」のようにブランド名を含めることができます。

メールアドレスは、そのアドレス元が信頼できるものかどうかが特に重要になります。

この際、ショップのブランド名とサイトのドメイン、そしてメールアドレスが一貫性を持っていることは、顧客に対してブランドの信頼性を強く印象づけてくれます。

メールボックスにおいて、視覚的にも認識しやすくなります。

サイト運用のパフォーマンスがそのままSEO効果に反映される

近年のSEOにおいて、Googleが重要視している指標の一つがE-E-A-Tです。

E-E-A-Tは、「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trust(信頼)」の4つの評価基準からなる、Googleが定めたウェブサイトの品質を評価する指標です。

独自ドメインと共通ドメインを比較すると、独自ドメインとはその名のとおり「独自」にサイトを運用できるため、サイトのE-E-A-Tを高めやすい特長があります。

例えば、青汁を販売するECサイトが、青汁に関する専門的な情報や関連するブログを発信している場合、検索エンジンはそのサイトのドメインを「青汁に関して専門性、権威性、信頼性が高いサイトだ」と評価します。

これにより、そのサイトが特定の分野で上位に表示される可能性が高まります。

独自ドメインがSEOに有利であるというのは単純な話ではありませんが、E-E-A-Tを重視する場合において、独自ドメインはSEO対策との相性が良いと言えます。

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Shopify以外のサービスに乗り換える際にスムーズ

独自ドメインを持っていると、将来的に何かしらの理由でShopify以外のプラットフォームを利用したいとなった場合に、移行作業がスムーズになります。

その理由は、独自ドメインがプラットフォームに関係なく自社で保有しているものだからです。具体的に言うと、独自ドメインを使用することで、URLを変更することなく新しいサービスに移行できるのです。

URLの変更が不要なため、既存の顧客や検索エンジンが現行のURLでサイトにアクセスできます。これにより、ビジネスに対する影響を最小限に抑えつつ、新しいプラットフォームへの移行をスムーズに行えるという仕組みです。

サブドメインで関連サイトを作りやすい

独自ドメインを持つことで、サブドメインを活用して関連サイトや特定のキャンペーン用のページを簡単に作成できます。

例えば、「sale.〇〇.com」や「blog.〇〇.com」のように、特定の目的に合わせたサブドメインを設定することが可能です。

同じブランドで複数のサイトを作る可能性がある場合は、独自のドメインを使用しましょう。これにより、統一感を持ちながらも異なるサイトを運営することが可能です。

Shopifyでの独自ドメインの設定をする方法と注意点

Shopifyで独自ドメインを設定するには、Shopifyでドメインを取得するか、外部のドメインサービスを利用するかの、2つの方法があります。

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①Shopifyのドメインサービスを利用する

Shopifyのドメインサービスを利用する方法は、Shopify管理画面から直接ドメインを購入し、設定することができるため、設定が簡単です。

また、ドメイン料金の請求はShopifyの利用料金と一緒に請求されるので、請求を一本化できる点もメリットです。会社などで経費として稟議を通したり、経費として精算する場合は重要なポイントです。

ドメイン設定などの操作が初めてという方は基本的にはこちらのやり方で進めるのがおすすめです。

しかし、Shopifyから新しいプラットフォームへ移行する際には、Shopify管理ドメインを別のドメイン管理会社に移管する作業が必要になります。この作業には工数がかかりますので認識しておきましょう。

②外部のドメインサービスを利用する

外部のドメインサービスを利用する方法では、お名前.comなどの外部のドメインサービスでドメインを購入し、Shopifyに接続します。

この方法の利点は、新しいプラットフォームへ移行する際に、上記①のようなドメイン移管作業は不要である点です。
また、複数のドメインを持っている人は、1つにまとめて管理を楽にすることもできます。

ただし、DNSの設定やSSL証明書の取得など、追加の技術的な作業が必要であり、接続まで多少時間もかかりますが、設定操作になれている方はこちらで対応している方も多いでしょう。

どちらが良いか?

Shopifyで独自ドメインを設定する際、ドメインの設定に慣れていない方は、Shopifyのドメインサービスを利用することをおすすめします。

この方法は、Shopifyのプラットフォーム内で完結するため、設定が直感的で簡単です。

一方で、DNSやSSLの設定に慣れているWeb制作の担当者や、複数のドメインを一元管理する必要がある方は、外部のドメインサービスが適しています。

ただ、重要なのは、どちらの場合でも「ドメインを入力したらWebサイトへアクセスできる」という基本機能は変わらないことです。

ドメインの購入先に応じて、SEO的に有利になったり、Webサイトの表示が高速化するといったことはありません。

Shopifyで独自ドメインを取得して設定する手順

Shopifyで独自ドメインを取得して設定する手順は以下の通りです。

Shopify管理画面へのアクセス

まず、Shopifyの管理画面にログインします。

ドメインの購入

管理画面の「設定」にある「ドメイン」セクションを選択し、「新しいドメインを購入する」をクリックします。

ドメイン名の選択

取得したいドメイン名を入力し、利用可能なドメインを検索します。

他のユーザーが既に取得している場合は、そのドメインは利用できません。一覧に表示された中から利用可能なドメインを見つけたら、その中から希望するものを選択します。

決済情報の入力

ドメインの決済画面に移行します。「決済方法を追加する」をクリックして、クレジットカード情報や請求先住所などの情報を入力します。

ドメインの購入

規約確認ページを進んで購入手続きを完了します。「ドメインを買う」をクリックすると、Shopifyでのドメイン購入が完了します。

ドメインの反映

購入した独自ドメインは、最大48時間ほどでShopifyストアに自動で反映されます。

外部サービスで取得した独自ドメインをShopifyに設定する手順

外部のドメインサービスで既に取得した独自ドメインをShopifyに設定する手順は、以下の通りです。

Shopify管理画面へのアクセス

Shopifyの管理画面にログインします。

ドメインの接続

「設定」にある「ドメイン」セクションを選択し、「既存のドメインを接続する」をクリックします。

ドメイン情報の入力

「接続したいドメインを入力してください」というテキストが表示されます。ここに接続したい既存のドメインを入力して、「次へ」を選択します。

DNS設定の変更

DNS設定の変更とは、独自ドメインをShopifyストアに正しく接続するための作業です。

検証エラー画面が表示されたら、独自ドメインを取得した外部サービスの管理画面に移行し、「Aレコード」と「CNAMEレコード」を設定します。

AレコードはShopifyのIPアドレス「23.227.38.65」に、CNAMEレコードは「shops.myshopify.com」に設定します。

※Aレコード…ドメイン名をIPアドレス(この場合はShopifyのIPアドレス「23.227.38.65」)にマッピングするためのレコードです。

※CNAMEレコード…一つのドメイン名を別のドメイン名に関連付けるために使用されます。

接続の確認

外部サービスでDNSの設定を終えたら、Shopifyの「既存のドメインを接続する」ページに戻り、「もう一度確認する」のボタンをクリックします。

接続には1~2時間程度かかることがほとんどですので、少し置いてから確認してみると良いと思います。
正常に接続されることを確認できたら、これでドメインの設定は完了です。

Shopifyの公式マニュアルには、ドメインの認証まで「最長48時間かかることもある」と記載されていますが、私の経験上はもっと早く反映完了します。

24時間程度待ってみても、まだ接続確認できない場合は、DNSの設定が誤っている可能性が高いと思われますので、再度設定を見直してみることをおすすめします。

外部サービスで取得した独自ドメインをShopifyに設定する際の注意点

外部サービスで取得した独自ドメインをShopifyに設定する際の注意点

Shopifyではない、外部サービスで取得した独自ドメインをShopifyに設定する際の注意点について紹介します。

SSL証明書が発行されるまで時間がかかる

外部のドメインサービスで取得した独自ドメインにShopifyに設定する際、SSL証明書の発行に最大48時間かかる場合があります。

この期間中、ストアにアクセスするとセキュリティエラーが表示されることがあるため、設定作業は訪問者の少ない時間帯に行うことをおすすめします。

時間を置いてもSSL証明書が発行されない場合は、設定に不備がないか確認する必要があります。

SSL化が成功したかどうかは、URLが「http」から「https」に変わり、ブラウザのアドレスバーに表示される「鍵」マークがついているかどうかで確認できます。

外部のメールホスティングサービスの設定もする

Shopifyはメールホスティングサービスを提供していないため、独自ドメインをメールアドレスに設定する際は、外部のメールホスティングサービスを利用して設定する必要があります。

メールホスティングサービスとは、独自ドメインを使用したカスタマイズ可能なメールアドレスを提供するサービスです。

これにより、企業や個人は「yourname@yourcompany.com」のように専用のメールアドレスを作成・管理でき、ビジネスの信頼性と専門性を高めることができます。

外部のメールホスティングサービスには、G SuiteやZoho Mailなどがあります。外部サービスを利用する場合、ドメインURLとメールアドレスの関連性を保つための追加設定が必要になることがあります。

適切なメール設定を行うことで、プロフェッショナルな印象を顧客に与えることができます。

番外編:越境ECには海外ドメイン機能を活用しよう

Shopifyで越境ECのビジネスをする場合、海外ドメイン機能が便利です。この機能は、2020年10月に正式リリースされ、Shopifyのスタンダード以上のプランで利用可能となっています。

海外ドメイン機能を使用することで、一つのアカウントで多言語対応のサイトを国別ドメインやサブドメインで設定することが可能です。

これにより、異なる国や地域に特化したサイトを効果的に運営することができます。Shopifyの海外ドメイン機能を使用した時の特徴として、hreflangタグが自動生成されることです。

これにより、Googleなどの検索エンジンに対して、そのページがどの国や地域、どの言語を対象としているかを明確に伝えることができます。

hreflangタグによるエリアターゲティングは、特定の地域や言語でのSEO対策のために必要です。

また、異なる言語のユーザーがサイトにアクセスした際に、適切な言語のページに誘導することで、サイトの離脱率を低減し、機会損失を防ぐことができます。

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総括|Shopifyでの独自ドメインの設定をする方法と注意点

Shopifyで独自ドメインを設定する際には、SSL証明書の発行時間やメールホスティングサービスの設定など、いくつかの重要なポイントに留意する必要があります。

ドメインの設定に関わらず、Shopifyを利用したサイトの構築には専門的な知識やノウハウ、そして時間が必要です。ウェブサイトの制作が終わりではなく、その後の集客や購入に向けた施策も考慮して設計することが重要です。

単なるサイト制作ではなく、本格的なECサイトの構築を目指す方は、Shopify制作代行を行なっている弊社にぜひ一度お気軽にご相談ください。


当社では上記のような実際に運用経験もあり、現場で培った知見やノウハウをもった方が実際に実務部分のサポートまで行うサービスを提供しております。

売上拡大のための施策立案や実務のマンパワーも足りないという企業様はぜひ一度当社までお問い合わせください。

これまでのECコンサルや運営代行などとの運営体制の違い、コスト構造の違いなど具体的にどのような仕組み、取り組みで、どのような結果が出ているのかなどお話させていただきます。

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