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EC一元管理ツール2強、ネクストエンジン・クロスモールの機能や費用、特徴などを比較解説

2022.03.12

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EC一元管理ツール2強、ネクストエンジン・クロスモールの機能や費用、特徴などを比較解説

今回は、ECサイトを多店舗展開している企業様向けに、在庫、受発注、商品ページなどを一元管理するためのツールをご紹介します。特に導入社数が多い2つのツールに関して、利用を検討される企業様が多いものの、それぞれの詳しい違いや特徴が分かりづらいというお声も良く聞きます。

そこで自社に最適なツールはどれなのかが出来るだけ判断ができるよう、より多くの観点でそれぞれを比較してご紹介していきます。

細かい仕様などでの使い勝手の部分は人によっても差があると思いますが、結論として基本的には運営サイトが少なく受注数が多い場合にはクロスモール、運営サイト数が多い場合にはネクストエンジンという感覚で問題ないでしょう。

ネクストエンジンとは

ネクストエンジンとは

まず、ネクストエンジンですが、2021年4月末時点で契約社数4,739社、利用店舗数36,004店と導入実績は業界No.1です。特に他との違いで顕著なのが、ツールを提供しているHamee株式会社が8モール・11ショップを運営する現役の運営会社として自社でも利用し、その中で出てくる改善点などを生かしてシステム開発を行っている点です。

これは他の一元管理ツールもそうですが、基本的には受注管理から在庫管理、商品登録、そして送り状や納品書の発行なども一元管理する機能があります。

サービス説明動画

対応モール

ネクストエンジン・対応カート一覧

ご覧のようなモール・カートに対応しています。基本的には楽天・Yahoo・Amazonの3大モールはもちろんカバーしており、その他自社ECカートで用いられるもので、メイクショップやフューチャーショップ、EC-CUBE、ショップサーブ、Shopifyなどこちらも王道のカートはほとんどカバーできている状況です。

クロスモールとは

クロスモールとは

少しデータが古いですが、2020年9月段階で導入社数が1500社を突破し、EC一元管理ツールの中ではネクストエンジンの次に導入社数が多いツールです。こちらも同じく上場している株式会社アイルという会社が開発しているツールであり、自社でショップ運営はしておらず、その他の業務として基幹業務管理システムの開発などを行っています。

基本的な機能としてはネクストエンジンと変わらず、受注管理から在庫管理、商品登録などを一元管理することができます。システムのUI/UXの観点で各社によってどれが使いやすいというのは一概にはお伝えできませんが、ネクストエンジンとの違いとしては細かいサポート体制が挙げられます。

対応モール

クロスモール・対応カート一覧

ご覧のようなモール・カートに対応しています。基本的にはネクストエンジン同様に楽天・Yahoo・Amazonの3大モールは当然カバーしておりますが、一部Amazonについてはカタログデータに登録されている商品限定されている部分もあります。

その他自社ECカートで用いられるもので、メイクショップやフューチャーショップ、EC-CUBE、ショップサーブ、Shopifyなどこちらも王道のカートはほとんどカバーできている状況です。

メリット・デメリット

それぞれ必要とされる目的はほぼ同じですので、ここではEC一元管理ツール自体のメリット・デメリットをお伝えさせていただきます。それぞれの良し悪しや自社に合うサービスがどれなのかといった観点は、以降の口コミや料金、その他付帯サービスでの比較でご判断いただけると良いかと思います。

メリット

基本的に一元管理ツールを検討する際には、複数のECサイトを運営(多店舗展開)している場合が多いので、各モールやカートの管理画面ごとに、受発注管理や在庫管理を行う必要があり、作業が複雑化・煩雑化してしまい各サイトの連携をとる事が難しくなります。

そこでツールを用いて一元管理することにより、これまで手動で行っていた作業の時間やその運営に関わる人件費をカットすることが可能です。

ある程度の規模感であれば何とか少人数で回しているショップもあると思いますが、その場合には毎日の業務がルーティーンの単純”作業”だけで終わってしまうことも多くあると思います。そこでツールを活用して時間を確保することで、更なる売上UPの施策や中長期的な戦略など、そこまで緊急性は高くないが重要な”仕事”をすることができるようになります。

また両ツールとも、インストール型ではなくクラウド型のためセキュリティのリスクもなく、使っている機器が故障してしまった場合でも、これまでのデータなどはクラウドの保存されているため問題なく別の機器から再度利用、アクセスが可能です。

デメリット

これはすべてのシステム関連のツール全般に言えることかと思いますが、これまでアナログで行っていた業務をシステム要件に合わせるために、業務フローの変更に手間がかかることが挙げられます。新しい業務フローに慣れるまでは、多少元々の業務効率よりも悪くなることも考えられ、現場も多少混乱することも予想されます。

後、これはデメリットではないかもしれないですが、どうしても費用は発生しますので、自社の今後のEC事業の計画や運営体制などを考えた上で、導入のタイミングなどを考えられると良いでしょう。

口コミ・評判

ネクストエンジン、クロスモールそれぞれの口コミや評判についていくつか取り上げてみました。やはり実際に使用されている方の所感を確認することも、今後自社で起きるかもしれない事を先に想定できる良い方法でしょう。

どうしても人によって使いにくい、難しい、在庫連携できないなど色々あるかと思いますが、操作性については相性もありますので、最後は無料トライアルで確認してみるのがおすすめです。

ネクストエンジン

楽天市場、ヤフー、wowmaなどのモールに多販路展開するなら、在庫連動ツールは必須です。 僕も色々と比較検討した結果、今はGoQSystem使っています。 ネクストエンジンのように、処理件数に応じての課金制ではないので、受注件数が多めの人にはおすすめ。

Twitter – @naoki_bmrr

多販路で売れば売上爆上がりと思ってウキウキしてたけど、実際には出店審査にめちゃくちゃ時間かかるし、ネクストエンジンの使い方が分からないし、とにかく大変だなあ。Amazonだけで相乗りするのがやっぱり楽だなあ

Twitter – @Shuto_maker

複数のECサイトを運営するなら必須のツール。 弊社は外部の発送業者と連携しているので、100件以上の注文があっても、ネクストエンジンを利用すれば作業時間は10分程度で完了します。 一度設定してしまえば、店舗や注文がどれだけ増えても、行う業務はほとんど変わりません。

itreview – @reviews

クロスモール

実は受注件数多いショップは新興のAPPを頼らず クロスモール、ネクストエンジンなど作りこまれた一元管理や出荷ソフト使っちゃったほうが伝票も出せるしハブになるし良いんですよね。

Twitter – @morobiz

今日はクロスモールから コンサルの電話が 在庫管理ツールで 他販路で在庫を管理できる ある程度売り上げが伸びてきたら 導入必須のツールかと! あぁたのしみ

Twitter – @nobu_sedori

ネット通販の店舗が複数になったタイミングで導入しましたので、すでに7年ほどのお付き合いです。普段からサポート体制がとても手厚いと思います。サポート対応をしてくださるスタッフの質がとても高いと思います。

boxil – @reviews

費用・料金

ここではそれぞれの料金形態をご紹介します。形態の大きな違いとしては、ネクストエンジンが「受注件数」に応じての従量課金制なのに対して、クロスモールは管理する「サイト数」に応じて課金される形です。

各公式サイトでは、自社のサイト数や受注数などから料金を見積もることができるシミュレーションやご利用料金例などがありますので、参考にご覧いただくのも良いでしょう。

ネクストエンジン

ネクストエンジン・料金

クロスモール

クロスモール・料金

設定代行サービス

ネクストエンジン、クロスモールそれぞれで初期設定が必要です。よくあるアプリの設定などと違って、思いのほか重たい作業になりかつ、設定次第でその後の業務効率も変わってきますので、導入する際には専門家に頼む事をおすすめします。

ちなみに弊社では、それぞれの管理システム経験はもちろん、連携するモールや各ショップの個別事情などをお伺いし、より適材の現役ECパートナーが対応できるため、現場に即した最適な構築をすることが可能です。

またネクストエンジン、クロスモールそれぞれの公式パートナーということもあり、特別なキャンペーン含め特典なども併せてご対応が可能ですので、導入をご検討の際には一度お気軽にお問い合わせいただけたら幸いです。

総括

コロナをきっかけにオンラインでの購買活動が盛んになる中で、EC事業に参入する企業が増え競争も激化しています。そのため、これまでは楽天だけ、Amazonだけという展開だった企業がYahooやその他モール、自社ECなど多店舗で展開しているケースを多く目にします。

実際にユーザー層もそれぞれであまり重なっていないため、ユーザーとの接点を増やす意味でも効率よく運用ができるのであれば、多店舗展開は良い取り組みだと思います。ただその取り組みで業務が煩雑になって効率が落ちることがないよう、今回ご紹介したようなツールをうまく活用して労働力に出来るだけ頼らず、効率よく運営していく考えは常に持っておきたいですね。

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