Shopify構築費用の相場は?規模別の相場や出来るだけ安価に抑える方法を解説!
2024.07.01
想定読了時間 5 分Shopifyの構築費用は、デザインのこだわりや機能の充実度、サイト規模によって大きく異なります。
最低限の機能やデザインであれば、20万円程度で構築できますが、フルカスタマイズで構築する場合は、600万円程かかるケースもあります。
本記事では、以下の内容について解説します。
- ケース別のShopifyの構築費用や費用の内訳
- 出来るだけ費用を抑えて構築するポイント
- おすすめのShopify構築代行会社
Shopifyで自社ECの構築を検討している方は、ぜひ費用の参考にしてください。
また弊社では、Shopify制作代行・運用代行サービスを行っております。
制作だけではなく、その後の運用サポートまで一貫してサポートしておりますので、Shopfiyに関して気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
目次
Shopify(ショッピファイ)構築費用の相場
Shopifyの構築費用は約20万円〜600万円程と、サイトによって大きく異なります。費用に影響するポイントは、主に以下の3つです。
- デザインのこだわり
- 機能の充実度や柔軟性
- サイトの規模
では、具体的にShopifyの構築にかかるのはどれくらいなのでしょうか。以降でケース別にご紹介していきます。
また、Shopifyで構築・カスタマイズ可能な範囲に関しては、下記の記事で具体的に紹介してますので、ぜひ参考にしてください。
20万〜100万|最低限の機能を備えたECサイト
10種類程度の商品数で、最低限のEC機能とデザインのECサイトをスモールスタートしたいという方は、20万円〜100万円程度でShopifyの構築が可能です。
機能としては、Shopifyの標準機能+α程度となりますが、ShopifyはデフォルトでもECサイトとして十分に機能するため、スモールスタートには最適です。
また、デザインはテンプレートを元にしたシンプルなものとなります。とはいえ、Shopifyには無料・有料合わせて100種類以上のテンプレートが用意されているため、ある程度イメージにあったデザインのサイトを制作できるでしょう。
100万〜300万|ブランディングからマーケティング戦略までの策定
デザインのカスタマイズを行ったり、サブスクやポイント機能などの本格的な機能を追加したい場合、構築の相場は100万円〜300万円程度です。
具体的には、以下のようなサイトを構築したい方にオススメです。
- 自社のブランドコンセプトにあったデザインにカスタマイズしたい方
- SEO対策やSNS連携、各種計測ツールの導入などマーケティング機能も実装したい方
弊社、アユース株式会社は、この規模のShopify構築を得意としています。「構築の費用は最低限に抑えて、その後の運用に力を入れていきたい」という方は、ぜひ弊社にお気軽にご相談ください。
300万〜600万|フルスクラッチで機能、規模ともにリッチなECサイト
大規模で本格的なECサイトをフルカスタマイズで構築したい場合の相場は、300万〜600万円程度です。
具体的には、以下のようなサイトを構築したい方にオススメです。
- 独自の機能を複数サイトに実装したい方
- 商品点数が数千点を超える大規模サイトを構築したい方
- 別サイトからの移行やCRMや会計システムなど他ツールとの連携をしたい方
Shopifyサイト構築費用の内訳
では、具体的にどのような作業や工程に費用がかかるのでしょうか。一例を紹介いたしますので、見積もりを取る際の参考にしてください。
要件定義・ディレクション
ShopifyでのEC構築を成功させるためには、「要件定義」や「ディレクション」が重要です。
要件定義とは、事業者様側の作りたいECサイト像を明確にし、ECサイトのデザインや機能を明確にする業務を指します。
また、ディレクションとは、ECサイト構築のための旗振り役のことです。プロジェクトが円滑に進むように、事業者様やコーダー、デザイナーなど各関係者の調整やスケジュール管理を行います。
この工程は目に見えづらいため、軽視しがちですが、思い描いた通りのECサイトができるかどうかは、要件定義とディレクションにかかっていると言っても過言ではありません。
依頼先の担当者が、費用に見合ったスキルかあるかをしっかりと見極めた上で発注しましょう。
デザイン
ECサイト全体のコンセプトや雰囲気の設計、各種ページのデザインにも費用がかかります。デザインにかかる費用は、求めるデザインの要件によってピンキリです。
例えば、Shopifyのテンプレートを元に、多少の変更を加えるだけであれば比較的安価で済みます。一方で、商品のブランドや顧客ターゲットに合わせて、ブランド戦略まで任せる場合は、多くの費用が必要となります。
コーディング・開発・アプリ導入代行
コーディング・開発は、デザインをサイトに反映したり、必要な機能を開発し、ECサイトに実装する工程です。
コーディングや開発には、HTMLやCSSといった一般的な言語に加え、LiquidというShopifyオリジナルの言語の専門知識が必要となります。
また、Shopifyの場合、複雑な開発を必要とせず、既存のアプリの導入のみで必要な機能が揃うケースも少なくありません。その場合は、機能開発が必要な場合に比べると、比較的安価で機能の実装が可能です。
商品登録代行
Shopifyの構築代行会社には、商品情報をShopifyに登録する作業を代行するサービスを行っている会社もあります。
商品登録の費用は以下の要素によって変わります。
- 画像や商品情報がどれだけ整理されているか
- 商品点数はどれくらいか
商品画像や商品情報は購入率に大きく関わってくるため、ただの作業代行としてではなく「売れるためには、どのような画像や商品情報が必要か」という視点を持っている業者に依頼すると良いでしょう。
多くの場合、この商品登録は非常に軽微な作業として軽視されがちな印象です。もちろん、数点だけの商品で入力する項目が揃っている場合には、一つ一つ手入力で登録反映が可能です。
ただ、一般的には多くの商品点数があり、場合によっては別サイトやモールサイト情報からの移行というケースも多々あり、その場合は一つ一つ手入力は現実的ではなく、CSVでの入力をすることになります。
このCSVの入力も一括でポンと反映ができるものではなく、結局はShopifyの仕様にあったCSVの項目を商品毎に整理する必要がありますので、一括で反映する前のCSVの入力作業は地道に一つ一つ対応せざるを得ません。
実はこの作業はあまりEC運営やShopifyでのCSV入力をされたことがない方にとっては途方も無い作業になり、CSVが完成したと思ってサイトに入れ込んでもエラーになることが非常に多く、結局は専門家に任せた方がコストは安上がりになることは間違いありません。
マーケティングの設計・支援
Shopifyに限らず、自社ECサイトを構築する場合、サイトを作って終わりではありません。むしろ、サイト構築後のマーケティングや集客を行うところからがECサイト運営の本番です。
そのため、Shopify構築のプランには、以下のようなマーケティングの設計・支援が含まれているケースもあります。
- 計測ツール(Googleアナリティクスやサーチコンソール)の設定
- SEO対策関連の基本設定
- SNSやLINEへの誘導の設計
- サイト移行後の既存顧客に向けた新サイトオープンの案内
また、費用は別途必要となりますが、サイト構築後の運用支援を行っているECサイト支援会社も数多く存在します。
弊社ではメインで運用サポートを事業として行っておりますので、集客や分析・改善など構築後のShopify運用サポートを必要な方がいらっしゃれば、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
Shopifyの構築を出来るだけ安価で行うためには?
ご紹介してきましたようにECサイトは、構築後も集客や運用に費用がかかりますが、ここでは余計な費用を抑えて、出来るだけ安価にShopifyの構築を依頼する方法をご紹介します。
Shopifyで何がしたいか、どんな機能が欲しいかを明確にする
Shopifyの構築を依頼する前に、以下の3点のように「どんなECサイトを構築したいか?」を明確にしておくことで、余計なコストを抑えることができます。
- デザインはどこまでこだわるのか
- どんな機能が必要なのか
- どれくらいの売上の拡大を目指すのか
これらをしっかりと固めずに依頼してしまうと、不必要な機能を追加してしまったり、本来自社で対応可能な作業を外部の業者に依頼してしまうことになりかねません。
先ほど解説した「Shopify構築費用の内訳は?」のセクションや「Shopifyでデザインや機能をカスタマイズする方法!何がどこまで出来るのか徹底解説」の記事を参考に、こだわりたいポイントや自社で対応可能な箇所を明確にしておきましょう。
補助金を利用する
補助金を利用してECサイトを構築することも可能です。申請自体に費用がかかったり、手間はかかりますが、上手く活用すれば、出費を抑えてECサイトの構築が可能です。
ECサイト構築に利用できる補助金は以下のものがあります。
- 小規模事業者持続化補助金
- 事業再構築補助金
- ものづくり補助金
- 各自治体の補助金
ECサイトの構築に利用できる補助金の詳細は、以下の記事で解説しておりますので、参考にしてください。
※2024年はIT導入補助金はECサイト対象外
フリーランスに発注する
フリーランスへの発注は、企業と比較すると安価に発注できるケースがほとんどです。しかし、フリーランスは数多く存在し、スキルや経験は玉石混交です。
そのため、スキルが不足していたり、責任感のないフリーランスに発注してしまい「思い通りにECサイトの制作が出来なかった」「途中で連絡が途絶えってしまった」というケースも非常に多くあります。
初めてECサイトを構築を依頼する場合、フリーランスの実力を見抜くのは非常に難しく、相当な実力のあるフリーランスの場合は、通常の制作会社に依頼する場合とコストはあまり変わりませんので、迷われた際は専門の構築会社に依頼するのが無難です。
次の章で、おすすめのShopify構築会社を紹介します。
Shopifyの構築におすすめの厳選3社
Shopifyの構築代行会社は非常に多く、ネットで調べても「結局、どこに依頼すれば良いか分からない」という方も多いでしょう。
そこで、本記事では本当におすすめのShopify構築代行会社を3つに厳選してご紹介します。
着実に売上を伸ばすためのECサイト構築なら|アユース株式会社
弊社、アユース株式会社は、自社でもECサイトを複数店舗行っているECサイトの運用サポート会社です。
自社でECサイトを運営しているからこそ、売上拡大のためのサイト構成や機能選定、業務フローの設計の具体的なノウハウを持つのが大きな強みです。
20万円〜でShopifyの構築が可能ですので、フルカスタマイズのような大規模なECサイトではなく、最低限のデザインや規模で着実に売上の立つECサイトを構築・運営していきたいというお客様は、ぜひアユース株式会社にご相談ください。
完全紹介制のEC支援会社|株式会社R6B
株式会社R6Bは、非常に珍しい完全紹介制のEC支援会社です。ホームページもシンプルで、情報も少ないですが、月商3億円のECサイトも支援している大規模サイト構築を得意としたプロフェッショナル集団です。
海外展開を考えるなら、越境ECに強い|株式会社GO RIDE
株式会社GO RIDEは、サブスクアプリ「Go Sub | 定期購入 | Subscription」などのShopifyアプリを運営するShopify構築会社です。
横浜だけでなく、LAにも拠点を持っており、越境ECの構築や支援にも強みを持っています。海外展開を見据えたECサイトの構築を検討している事業者様におすすめです。
総括|Shopifyの構築費用は20万〜600万超と幅広い。相場を把握して、自社に適した企業に依頼しよう!
Shopifyの構築費用は、デザインや機能、サイト規模によって様々です。
シンプルなECサイトであれば20万円〜で構築が可能ですが、独自の機能のついた大規模なサイトをフルカスタマイズで構築する場合は、600万円以上の費用がかかるケースもあります。
「どのようなサイトを構築したいか?」を明確にし、自社の規模にあった相場でShopifyの構築を依頼しましょう。
また、デザインや機能にはこだわり過ぎず、とにかく売上を見据えたEC構築を検討している方は、弊社までご相談ください。制作だけではなく、その後の運用サポートまで一貫してサポートしております。