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Shopify POSは日本で実店舗と連携できる?レジ連携のメリットも解説!

2024.07.01

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Shopify POSは日本で実店舗と連携できる?レジ連携のメリットも解説!

Shopifyはオンラインストアを構築するプラットフォームですが、ShopifyPOSというシステムがあるのをご存知でしょうか。

ShopifyPOSとは、実店舗での会計にも利用できるシステムです。オンラインストアと連携することで、情報の一括管理が可能です。

ShopifyとShopifyPOSは一見便利に思う方も多いかもしれません。しかし、日本で利用する際にはいくつかデメリットもあります。

今回はShopifyPOSのメリットだけでなくデメリットや、おすすめのPOSレジをご紹介するので、導入の際の参考になれば幸いです。

Shopify POSとは?日本での利用状況

Shopify POSとは?日本での利用状況

そもそもShopifyPOSとはなにかわからない方のために、基本的な機能について解説します。

また実際に日本でShopifyPOSを導入した事例について紹介します。事例を知ることで、実際に導入するイメージをしていただければ幸いです。

Shopify POSとは?POSレジの概要と基本的な機能

Shopify POS(Point Of Sale)とは、Shopifyが提供する販売管理システムです。オンラインショップを運営するだけでなく、実店舗やイベントなどでの物理的な販売にも対応しています。

Shopify POSを使うことで、実店舗とECサイトの在庫管理や売上管理を一元化し、オンラインとオフラインの販売活動をシームレスに統合できます。

端末に専用アプリをインストールすることで、スマートフォンやタブレットがレジとして機能し、クレジットカードやキャッシュレス決済にも対応可能です。

そのため、ECサイトで販売しながら、ポップアップストアや実店舗で販売する場合や、デパートで販売する店舗様には特におすすめです。

ShopifyPOSもShopifyが提供しているサービスなので、Shopifyのサイトの管理画面から、簡単にPOS機能との連携ができます。

情報を一元管理することで、商品を購入されているお客様層の分析が可能です。他にもレシートのカスタマイズができるという点もポイントです。

オリジナルのロゴやQRコードを印字することができるので、お客様への訴求に活用することができます。

また、ポイントシステムとの連携も可能です。アプリを利用して、POSとポイント情報を連携することで、ECサイトでの会員情報を実店舗にも引き継ぐことができます。

簡単に設定でき、物理的なポイントカードが不要なので、お客様にとって便利な機能の提供が可能です。

さらに、ShopifyPOS proプランにすると以下の機能が追加で利用できます。

  • 商品の交換
  • 店舗受け取り
  • スタッフアカウントの権限
  • ロケーション(店舗間の在庫移動)

小規模な店舗や、期間限定のポップアップストアなどの場合は通常のShopifyPOSで対応可能ですが、大規模な事業所や複数店舗で利用する場合にはShopifyPOS proプランがおすすめです。

日本におけるShopify POSの導入事例

日本でのShopifyPOSの事例もまだまだ多くはありませんが、実際に日本でShopifyPOSが導入され、年間費用が10分の1削減された事例などもあります。

ShopifyPOSの導入で、在庫やお客様情報の一元管理が可能となり、CRMと繋げられるようになるなど、機能としてできることが増えました。

情報の更新はリアルタイムで行われるので、在庫管理がより便利になります。

また、ShopifyPOSの標準機能でECサイトで購入した商品を店頭受け取りにすることが可能です。

さらに、お客様情報やポイント情報も一元管理できるようになったことで、誕生日クーポンの配信などが効果的にできるようになりました。

日本でのShopifyPOSの導入には、現金を利用することを想定し、キャッシュドロアなどの機器も同時に導入されています

このShopifyPOSと連携させて利用する機器について日本では制限があり、現在連携させて使える機器は、スター精密が販売している製品のみです。

海外ではShopifyがサポートしているメーカーが多いこともあり、利用できる機器の種類も多くなります。

また、海外は日本よりもキャッシュレス文化が浸透しているため、現金を入れておくためのレジは不要な場合が多いです。

日本でもキャッシュレス文化が浸透すれば、より簡単にPOSレジを導入できるようになり、さらに普及が進むことが期待されます。

Shopify POSのハードウェアについて

決済時に使うハードウェアについては、Shopifyハードウェアストアがある国に拠点がある場合、「Shopifyハードウェアストア」からサポートされているハードウェアの購入ができます。

しかし、日本はサポートを受けられる国に含まれていません。そのため、別のメーカーのハードウェアを購入する必要があります。

Shopify公式が案内しているハードウェアと、互換性のあるモデル番号を確認し、外部小売業者からハードウェアを購入できると公式サイトには案内があります。

しかし、日本で購入できるハードウェアの種類は少なく、生産しているメーカーも限りがあり、ほとんど選べないような状況です。

ハードウェアは使えなくても、クレジットカード決済については、設定をすれば利用可能です。

後ほど詳しく解説しますが、ShopifyPOSで、クレジットカード決済を利用するためには、外部の決済サービスを利用して処理をしなければいけません。

このように日本でサポートされているShopifyPOSのハードウェアには限りがあるので、ShopifyPOSを利用する際には注意が必要です。

Shopify POSとPOSレジとの比較

Shopify POSとPOSレジとの比較

ここからは、ShopifyPOSと他のPOSレジを比較します。POSレジによって機能や特徴が異なるので、それぞれの違いを知った上で、ピッタリのシステムを導入できるようにしましょう。

料金プランの比較とプランの詳細

今回はShopifyPOSの他に4つのPOSレジの料金や特徴を比較します。それぞれのPOSレジで料金や特徴の違いを表にまとめました。

POSレジ名月額料金特徴
Shopify POS5ドル〜(プランによる)SNSやデジタルマーケットプレイスなどでの販売にも対応可能
スマレジ基本無料クラウド型会員情報やポイント・売上などの情報を一元化が可能
STORESレジ無料・4,950円STORESアプリひとつで、ECサイトと実店舗の両方の情報・運営が可能
ReCORE16,500円〜EC出品システムの機能やLINE会員アプリを搭載
SQUARE POSレジ無料〜業務形態によって使いたい機能をカスタマイズ可能

決済機能の違いとクレジットカード対応状況

ShopifyPOSを日本で利用する場合、直接連携できる外部の決済方法がありません

クレジットカード決済に関しては、先ほどもお伝えしたように、外部の端末と決済サービスの利用が必要です。

さらに、お客様の利便性を考え、QRコード決済や電子マネー決済などにも対応できるように、別の決済サービスを導入する場合もあります。

このように外部の決済サービスを連携する際は、ShopifyPOSと外部の決済端末の連携が必要です。

一方、他のPOSレジでは、クレジットカード決済に加えてQRコード決済やIC決済に対応しているものもあります。

ひとつの決済サービスで様々な決済が利用できるシステムもあるので、どのような決済方法を使うかが、システムを選択する基準のひとつになります。

追加可能な機能とカスタマイズ性

ShopifyPOSにはPOS LiteとPOS Proの二つのプランがあります。POS Liteはすべてのプランに基本装備されている最低限の機能です。

POS Proは基本プランに追加で料金を支払うことで利用できるプランで、Liteよりも利用できる機能が増えます。

オンラインストアと実店舗の両方でPOS機能を利用する場合には、顧客情報の管理や売上分析ができるPOS Proプランを利用することが推奨されています。

Shopify Proと他のPOSレジで追加できる機能やカスタマイズ性の違いについては表の通りです。

POSレジ名追加できる機能カスタマイズ性
Shopify POS日別販売レポート・交換・印刷用領収書のカスタマイズ・POSスタッフの役割と権限など
スマレジ外部システム連携・キャッシュレス対応・ポイント管理など
STORESレジカスタム決済手段・選択画面のカスタマイズ・周辺機器との連携など
ReCOREEC出品連携機能・CAT / CCT端末連動・本部機能・LINE会員アプリなど
SQUARE POSレジキャッシュレス決済・Square eギフトカード・オンライン請求書など

導入前に知っておきたいShopify POSのメリットとデメリット

導入前に知っておきたいShopify POSのメリットとデメリット

ShopifyPOSと他のPOSレジの違いを確認したところで、ShopifyPOSのメリットとデメリットを紹介します。

導入前にメリットとデメリットを把握し、お店にとって最適なPOSレジを検討する際の参考にしましょう。

メリット①顧客管理とデータ分析の向上

データ分析については、ShopifyProのみで対応している機能です。

Shopify POSのストア分析画面から、日々の売上レポートを確認し、純売上高や、平均注文金額、注文1件あたりの平均アイテム数に関する情報を得ることができます。

日々の売上レポートを使用して今日の販売と、先週の同じ日の販売を比較することが可能です。日々のデータをもとに分析ができるため、売上アップのための戦略を立てることができます。

メリット②在庫管理と店舗間連携の効率化

こちらもShopifyProのみ対応の機能ですが、オンラインや別のロケーションでの購入であっても商品の交換を受け付けることができ、在庫情報も即座にアップデートされます。

この機能を使って店舗間で在庫のやりとりをすることで、不良在庫を抱えるリスクが低減し、無駄な発注をかけることなく、効率的な店舗運営が実現します。

デメリット①クレジットカード決済に外部端末が必要

次にデメリットの一つ目として、先ほどもお伝えしたようにShopifyPOSは日本で利用する場合、直接連携できる決済方法はありません。

そのため、クレジットカードを利用可能にするためには外部の決済サービスとの連携が必要です。

連携には、別の決済端末なども必要になるため、導入費用や連携の手間などの観点でも導入を検討する必要があります。

デメリット②売上データなどの項目が独特

次のデメリットとして、Shopifyは外国発のサービスであることも影響し、売上データなどの項目が日本では見慣れない分け方になっています。

また、項目名においても意味が分かりづらい用語が使われています。Shopify公式サイトには、各項目ごとの説明がまとめてあるので、それを参考にデータ分析が可能です。

しかし、慣れるまでは項目の意味を理解するのに時間がかかってしまうため、分析にはある程度の手間がかかるリスクが考えられます。

Shopifyと実店舗の連携でおすすめのPOSレジは「スマレジ」

ここまでShopifyPOSについて詳しく紹介してきました。

ShopifyPOSはShopifyで構築したオンラインストアとの連携が簡単に行えるメリットはありますが、決済機能の対応数が少なかったり、売上データの項目が独特であるなどのデメリットがありました。

Shopifyのオンラインストアと実店舗を連携させる方法としておすすめのPOSレジは、「スマレジ」です。

ShopifyでのPOSレジ連携でスマレジがおすすめの理由

ShopifyでのPOSレジ連携でスマレジがおすすめの理由は、売上分析・顧客管理・予算管理などの多様なPOS機能が標準搭載されているからです。

在庫状況や顧客情報の管理などのPOSレジの基本的な機能に加え、会員情報やポイントについてもオンラインと実店舗両方を一括管理することが可能です。

つまり、スマレジを導入するだけで顧客マーケティングにも活用できるという点がメリットとして挙げられます。

また、決済方法もクレジットカード決済だけではなく、PayPay・LINE PayなどのQRコード決済や電子マネーが利用可能なので、ShopifyPOSよりも簡単に汎用性の高いPOSレジの導入ができます。

IT導入補助金を活用してお得にスマレジ導入

POSレジの導入はIT導入補助金の対象となっています。POSレジの導入であれば、補助率は1/2以内で最大20万円の補助を受けることが可能です。

初期費用の金額が理由で導入を迷っている場合は、この補助金を活用してお得にスマレジを導入しましょう。

このIT導入補助金を活用したPOSレジの導入についてのサポートをしているので、ぜひご相談ください。

総括|shopify posは日本で実店舗と連携できる?レジ連携のメリットも解説!

今回はShopifyPOSの日本での導入事例や、ShopifyPOSの特徴についてご紹介しました。

ShopifyPOSだけに限らず、POSレジを連携することで、実店舗とオンラインストアの情報を一括管理できるため、効率的な運営が可能になります。

Shopifyで構築したサイトとの相性はいいものの、日本で対応している決済方法に限りがあるため、利用する際に制限が多い点がデメリットでした。

そのようなデメリットの部分を全て解決できるPOSレジとして、スマレジを紹介しました。スマレジであれば、在庫管理や顧客情報管理などの基本的な機能に加え、多様な決済方法に対応しています。

日本で利用する際には、ShopifyPOSよりもスマレジの方が導入しやすいためおすすめです。

POSレジの導入にはIT導入補助金が利用できるので、補助金を活用してお得にスマレジを導入しましょう。


当社では上記のような実際に運用経験もあり、現場で培った知見やノウハウをもった方が実際に実務部分のサポートまで行うサービスを提供しております。

売上拡大のための施策立案や実務のマンパワーも足りないという企業様はぜひ一度当社までお問い合わせください。

これまでのECコンサルや運営代行などとの運営体制の違い、コスト構造の違いなど具体的にどのような仕組み、取り組みで、どのような結果が出ているのかなどお話させていただきます。

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