Shopifyと公式LINEの連携でリピート率UP!おすすめアプリも紹介
2024.07.01
想定読了時間 5 分「LINEを使ってECサイトのリピート率を高めたいが、具体的な方法が分からない」
「ShopifyとLINEの連携をしたいが、なかなかイメージが掴めない」
ShopifyでECサイトを運用している方の中にはこのようなお悩みを抱えている方も多いことでしょう。
本記事では、以下の内容について解説していきます。
- ECサイトにおけるLINE活用の重要性
- ShopifyとLINEを連携するメリット
- ShopifyとLINEを連携する方法
- LINEを活用する上で便利なアプリ
LINEを活用してECサイトの売上を上げていきたい方には、必須の内容となっておりますので、ぜひご覧ください。
なお、弊社では、Shopify制作代行・運用代行サービスを行っております。
制作から運用サポートに至るまで、一貫したサポートを行っていますので、Shopifyについて何かご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
目次
EC運営におけるLINE活用の重要性
ECサイトを運営する上では、コストを抑えて売上を上げるために、新規の集客のみでなくリピート率の改善が、非常に重要になってきています。
そのために、多くの企業で公式LINEアカウントの活用がなされています。
ECサイトでLINEを活用するメリットは数多くありますが、ここでは代表的なものをご紹介します。
- メルマガと比べて、開封率が高く購入にも繋がりやすい(一般的なメルマガの開封率が20%であるのに対し、LINEは60%程度の開封率)
- 既存ユーザーに直接アプローチできるため、その分広告費用を抑えることができる
- LINEがユーザーとの接点となり、ユーザーの悩みや困りごとをリアルタイムで解決できるため、ショップの信頼を得やすく、購入にも繋がる
また、近年は、LINEで商品を買うユーザーが増えており、ソーシャルデータバンク株式会社が行った「LINE公式アカウントに関する調査」では、回答者の約50%が「ショッピング系のLINE公式アカウントに登録している」と答え、約3人に1人が「LINE公式アカウントの情報をきっかけに商品購入の経験あり」と答えています。
今や、ECサイトで商品を販売する上で、LINE活用は欠かせない施策です。
Shopifyと公式LINEの連携でできることやメリット
ECサイトでリピート率を高めるために、LINEの連携とその後の活用が重要となりますが、具体的にどのようなことが行えるのでしょうか。
Shopifyと公式LINEを連携することで、できることや連携するメリットを紹介していきます。
顧客の購買履歴に応じた個別メッセージを送ることができる
(引用:CRM PLUS on LINE)
本来、LINE単体では、特定のお友だちが過去に何を買ったかは分からないため、購入履歴に応じたメッセージの送付は行えません。
「LINE ID連携」をすることでShopifyの顧客IDとLINEのお友だちを紐づけることで、LINEのお友だちの過去の購買履歴が分かるようになります。
LINE ID連携によって、ShopifyとLINEを連携することで、顧客の購入履歴に応じて、個別でメッセージを送ることができるようになり、顧客満足度の向上やリピート率の改善に繋がります。
具体的には、以下のようなメッセージの送付が可能です。
- 商品購入者に現在の発送状況をお知らせする
- 過去の購入商品を元に他のおすすめ商品を紹介する
- 商品が再入荷したことをお伝えする
- 購入頻度に応じてクーポンの発行をする
- カートに入ったままの商品の購入を促す
このように、ユーザーの購買行動に合わせたメッセージをLINEで送ることで、ユーザーに「売り込み感」を与えることなく商品のおすすめができるため、リピート率の向上に役立ちます。
LINEから簡単にShopifyにログインすることができる
LINEのお友だちとShopifyのIDの連携ができていない場合、LINEからShopifyにアクセスする際、毎回ログインIDとパスワードを入力しないとShopifyにログインすることができません。
「LINEログイン」によって、LINEとShopifyを連携することで、ログイン情報が保存され、その後はLINEからShopifyに自動ログインすることが可能となります。
LINEからShopifyへのログインの手間が省けることで、Shopifyの利便性が増し、購入率の向上に繋がります。
LINE上でShopifyの商品を販売することができる
(引用:DMMチャットブースト for EC)
外部ツールを活用することで、LINE上にShopifyで販売している商品を表示させ、そのまま購入できるようにすることもできます。
ユーザーは、わざわざECサイトにアクセスする必要がないため、購入の利便性が非常に高まります。
【3ステップ】Shopifyと公式LINEを連携する方法
次に、具体的にShopifyとLINEを連携する方法を紹介します。
①公式LINEアカウントを開設する
まずは、自社ECの公式アカウントを開設します。送りたいメッセージの数によってプランが異なるので、自社の顧客数に応じたプランに申し込みましょう。
LINE公式アカウントの開設はこちらからできます。
②Shpifyの各ページにLINEアカウントへの誘導ボタンを作る
(引用:PR TIMES「ECサイト上にLINEのID連携ポップアップを表示可能に!「CRM PLUS on LINE」機能追加」)
ECサイトのユーザーに公式LINEアカウントのお友だち追加を促すため、サイトの各所にLINEへの導線を作る必要があります。
LINEの登録ボタンは「CRM PLUS on LINE」や「リテリア LINE誘導」などのアプリを利用することで、簡単に作ることが可能です。
LINEの誘導ボタンをどのページに設置すべきかは、サイトによって異なりますが、以下のページには必須で設置しましょう。
- 会員登録ページ
- マイページ
- サンクスページ
例えば、サンクスページは、ユーザーのモチベーションが高まっているタイミングのため、LINEに登録する理由を適切に伝えることで、登録率を高めることができるタイミングです。
③Shopifyの顧客IDとLINEのお友だちを紐付ける
ユーザーがLINEにお友だち登録しただけでは、ShopifyとLINEの連携が完了したとは言えません。
前述した通り、「LINE ID連携」を行なってもらい、Shopifyの顧客IDとLINEのお友だちを紐付ける必要があります。
また、LINEログインによるID連携を行う際、通常は以下の手順を踏む必要があります。
- 認証メールの送付
- LINEの画面でShipifyのログインIDやパスワードの入力
ユーザーにとって、この作業はやや煩わしいものとなり、ID連携が進まないことがあります。そのため、「あなたにあったクーポンが届く!」など、ID連携による具体的な利点を伝えID連携を促進していくと良いでしょう。
※「LINEログイン」によるID連携は、セキュリティの関係上ShopifyPlusのプランのユーザーのみ可能。
Shopifyと公式LINEの連携に役立つアプリ3選
最後に、Shopifyと公式LINEの連携、その後のLINEの運用に役立つアプリをご紹介します。
CRM PLUS on LINE
CRM PLUS on LINEは、ShopifyでLINEを活用するための機能が非常に充実しているアプリです。個別メッセージ機能、リッチメニューの個別化、分析機能だけでなく、ShopifyからLINEに誘導するための機能も充実しております。
ShopifyとLINEを連携して、LINEの運用を本格的に行っていきたいという方には、おすすめのアプリです。
Lipify
Lipifyは、OMO(店舗とECサイトの統合)機能を兼ね備えたLINE連携ツールです。ECサイトと店舗の顧客情報を一元管理できるため、店舗での購買履歴も考慮したWeb接客が可能となります。
実店舗を経営しているECサイトにはおすすめのアプリです。
ECAI
ECAIは、LINEを活用してECサイトの売上を上げるために必要な機能のほとんどを備えたアプリです。
タグや購買履歴に応じたステップ配信、流入元分析、A/Bテストなどの機能があります。また、直感的に利用できる画面のため、ITツールが苦手な方でも簡単に運用することが可能です。
初期費用・月額ともに無料のプランもあるので、気軽に導入できるのも特徴です。
総括|Shopifyと公式LINEを連携してリピート率UPを目指そう
ECサイトでLINEを活用することは、顧客満足度やリピート率を改善し、売上を上げていくために必須の施策です。
Shopifyの顧客IDとLINEのお友だちを紐付けることで、購買履歴に応じたメッセージを送ることができるようになり、本格的なLINEの活用が行えます。
Shopifyの各種ページからLINEのお友だち登録、そしてIDの連携までの導線を強化して、ECサイトでのLINE活用を進めていきましょう。