Shopifyはサブディレクトリやサブドメインで運用できる?具体的な方法やデメリットも解説
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Shopifyはサブディレクトリやサブドメインで運用できる?具体的な方法やデメリットも解説

2024.05.10

Shopifyはサブディレクトリやサブドメインで運用できる?具体的な方法やデメリットも解説

Shopifyでサイトを作って、運用する際に検討する必要があることたくさんありますが、そのうちの1つに「ドメイン」があります。

Shopifyは、サイトを作成すると「 ~~.myshopify.com 」のような初期ドメインが発行されます。

この初期ドメインのままサイトを運用することも可能ですが、独自ドメインと呼ばれる、自社特有のドメインを取得し、そのドメインでShopifyを運用することが一般的です。

この独自ドメインには「サブディレクトリ」や「サブドメイン」があります。サイトTOPはコーポレートサイトにしたいけど、同じドメインでECサイトも運営したいといった場合に「サブディレクトリ」や「サブドメイン」の活用を検討すると思います。

今回は、これらの違いや実装可否等について解説します。

また弊社では、”運用を見据えた売れる”Shopify構築代行・運用代行サービスを行っております。

制作だけではなくその後の運用サポートまで一貫してサポートしておりますので、Shopfiyに関して気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

ドメインとは

まず、そもそもドメインとは「インターネット上の住所」のことです。Webサイトがインターネット上のどこにあるのかを示す情報として利用されているもので、具体的には、【 example.com 】のようなものです。

ドメインとは

この記事のURLは「 https://ayouth.co.jp/ec-media/shopify-tips/shopify-domain/ 」ですので、このサイトのドメインは【 ayouth.co.jp 】です。通常、ドメインは1つのサイトに1つあります。

ドメインは、例えばエックスサーバードメインムームドメインお名前ドットコムといったサービスで簡単に取得することができます。

サブディレクトリとサブドメインの違い

ドメインに関する似て非なる概念として「サブディレクトリ」と「サブドメイン」があります。

サブディレクトリとは

サブディレクトリとは、メインのドメインの下層すべてを指します。

サブディレクトリとは

具体例で説明すると、【 ayouth.co.jp 】のメディアコンテンツを「ec-media」というサブディレクトリにわけ、【ayouth.co.jp/ec-media/】に表示させているといった感じです。

サブドメインとは

サブドメインは、ドメインを分けるために使われます。
ドメイン【 example.com 】の前に【 hello.example.com 】などと文字列を入れることができます。

サブドメインとは

【 ayouth.co.jp 】でコーポレートサイトを運用しつつ、特定のサービス特化のサイトを作りたいときに【 service.ayouth.co.jp 】などと使用することがあります。

コーポレートサイトとECサイトを運用する

よくご要望をいただくのが、「コーポレートサイトのサブディレクトリやサブドメインでECサイトを運用したい」という内容です。

このケースは大きく以下の4つに分類できます。

コーポレートサイトとECサイトを運用する

コーポレートサイトがレンタルサーバー等の場合

これは上図のAまたはCに該当する状況で、レンタルサーバーに限りませんが、Shopify以外でサイトを運用しているケースです。

エックスサーバーやロリポップなどを利用している場合も含まれますので、すでにコーポレートサイトをお持ちの場合は、こちらのケースに該当すると思います。

A:コーポレートサイトのサブディレクトリにShopifyサイトを構築したいとき

Shopify以外で制作しているコーポレートサイトのサブディレクトリ(https://example.com/ec/ )にShopifyを構築することはできません。

Shopifyがドメインごと、Shopifyのサーバーと紐づけるという仕様になっていることから、技術的に困難という状況です。

C:コーポレートサイトのサブドメインにShopifyサイトを構築したいとき

Shopify以外で制作しているコーポレートサイトのサブドメイン( https://ec.example.com/ )にShopifyを構築することは可能です。「ec」の部分は、お好きにお決めいただくことができます。

実際によく活用されるケースで、特にデメリットもありません。「online.~」や「shop.~」「store.~」などがよく使用されています。

コーポレートサイトがShopifyの場合

続いて上図のBとDについて解説します。

B:コーポレートサイトのサブディレクトリにShopifyサイトを構築したいとき

Shopifyで制作しているコーポレートサイトのサブディレクトリ(https://example.com/ec/ )にShopifyを構築することはできません。上記のAと同じ理由です。

ただ、1つのShopifyサイトの中にコーポレートサイトとECサイトの2つがあるかのように見せかけることは可能です。注意点は、あくまでも「見せかける」ことができるだけということです。

Shopifyの仕様でURLが決まっているため、サブディレクトリにECサイトがあるようなURL構造にはできません。

例えば、コーポレートサイトTOPは、「https://example.com/」とした場合、ECサイトTOPは「https://example.com/ec/」ではなく「https://example.com/pages/ec/」のように、「/pages/」という階層を挟むことになります。

そのほかにも、商品ページは「https://example.com/pages/products/△△△」となり、URLに「/ec/」を含めることはできません。

ただし、Liquid言語での分岐等を用いて、「コーポレートサイト用ページ」と「ECサイト用ページ」のデザイン(ヘッダー・フッター含む)を変えることは可能ですので、2つのサイトがあるように「見せかける」ことができるという状況です。

D:コーポレートサイトのサブドメインにShopifyサイトを構築したいとき

Shopifyで制作しているコーポレートサイトのサブドメイン( https://ec.example.com/ )にShopifyを構築することは可能です。Cのパターンと同様です。

しかし、こちらには注意点があり、Shopifyの利用料が2つ( https://example.com/ と https://ec.example.com/ )発生してしまいます。

まとめ|Shopifyにおいけるサブディレクトリやサブドメインの運用について

技術的なところで少し難しい内容だったかもしれませんが、最終的には現在のサイトの状況と、実現したいこと等を考えて、最適な方法を選択するのがおすすめです。

Shopifyに関するお困りごとやご相談がありましたら、お気軽に弊社までご連絡ください。売れるサイト、運用を見据えた最適なサイト構築、実装方法を考えます。


当社では上記のような実際に運用経験もあり、現場で培った知見やノウハウをもった方が実際に実務部分のサポートまで行うサービスを提供しております。

売上拡大のための施策立案や実務のマンパワーも足りないという企業様はぜひ一度当社までお問い合わせください。

これまでのECコンサルや運営代行などとの運営体制の違い、コスト構造の違いなど具体的にどのような仕組み、取り組みで、どのような結果が出ているのかなどお話させていただきます。

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