楽天スーパーセールサーチの最適解とは！申請方法と条件も徹底解説！

楽天スーパーセールの為にスーパーセールサーチを利用してみたいけど、方法がわからないといった悩みはありませんか。本記事ではスーパーセールサーチについて解説しています。

基本的な内容ではあるかと思いますが、本記事をご覧いただくことでスーパーセールサーチの申請方法や条件がしっかりと理解できます。

特に楽天市場に出店したばかりのショップさんはぜひ最後までご覧ください。

また弊社ではECのプロによる楽天運営サポートや楽天広告運用代行・運営代行サービスも行っておりますので、楽天運用でお困りの方は是非一度お気軽にご相談ください。

楽天スーパーセールサーチとは

楽天スーパーセールの期間中に利用できるスーパーセール限定の検索窓のことを言います。（スーパーセール期間中でも通常の検索窓はあります）

楽天スーパーセールサーチには、通常価格から割引額10〜49％OFFのスーパーSALE割引と、通常価格から割引額50％OFFのスーパーSALE半額の2種類があるのが特徴です。

楽天スーパーセールサーチの参加方法

本章では、スーパーセール時に特定の割引率で商品を販売するショップが事前に行う必要があるセールサーチに関して解説します。

申請期間とそのタイミング

イベント商品申請のおおまかな流れは下図のとおりです。

スーパーセール開始の約1ヶ月前に全体のスケジュールがサポートニュースでお知らせされ、20日前にRMSより申請することができます。

申請開始から2週間の申請期間があり、申請期間内に楽天側で2回審査があります。審査にあたっては申請商品を楽天側が都度審査していくので、こちらから依頼をするといったことは必要ありません。

必要な項目と事前の準備

スーパーセールサーチの事前準備として、商品の選定や商品登録、割引率を10％〜49％以内にするのか50％以上にするのかの選定、それにあたっての在庫数の確保などがあります。

セールサーチに申請するにあたって元々のページを申請する以外にもコピーぺージを使って申請する方法もあります。

また、サーチ申請できる商品は販売実績日数が14日以上必要な為前もって商品登録をしておく必要があります。

申請手順の全ステップ

セールサーチ申請の方法として、個別申請と一括申請の2種類があります。個別申請は10件ずつ単位で商品管理番号を入力していく方法です。

一括申請はCSVファイルをダウンロードして申請したい商品管理番号を入力し、再度CSVファイルをアップロードすることで申請完了となります。以下に申請の手順をまとめたので確認してみましょう。

RMSトップページの店舗設定→1 商品管理

ページ下部の 3  イベント申請 のイベント商品申請

ここまでは個別申請、一括申請どちらも同じ手順です。ここからは個別申請時の手順です。

右上部の個別申請をクリック

申請する商品管理番号を入力

コピーページで申請するかどうかによって入力箇所が異なります。

コピーページを使わず通常のページを申請する時は1のみ、コピーページで申請する場合は1と2両方入力していきます。

ページ下部の申請する をクリックで完了です。次に一括申請の手順についてです。

イベント商品申請をクリック

右上部の一括申請をクリック

申請用CSVをダウンロードをクリック

ダウンロードしたCSVファイルに申請する商品の商品管理番号を入力します。

申請する商品が通常ページなら1の項目を、コピーページでの申請なら1と2を入力します。

入力後にファイルを保存

ファイルを選択  から保存したファイルを選択し、一括申請する をクリックして申請は完了です。

楽天スーパーセールサーチのコピーページの作り方と活用法

前章ではスーパーセールサーチ申請をする際に通常ページとコピーページの申請方法をご紹介しました。本章では、コピーページの作り方や活用方法を説明します。

楽天スーパーセールサーチのコピーページの作り方

スーパーセールサーチでコピーページを作る際には基本的にはコピー元と同じ情報にする必要があります。

そのうえで、コピーページ上で販売期間をスーパーセールの期間に設定し、販売価格を10〜49％割引もしくは50％以上の割引をした金額に設定し、表示価格の箇所の「当店通常価格」や「メーカー希望小売価格」といった中から該当するものを選択し割引前の価格を入力する必要があります。

また、コピーページと通常ページを判断するためにコピーページの商品管理番号に「copy」や「ss」といったコピーページだと分かるものを追加しておくと良いでしょう。

例）通常ページの商品管理番号が0011aaなら0011aa_copyや0011aa_ssのようにすると通常ページと区別ができます。

楽天スーパーセールサーチの活用法

スーパーセールサーチの活用方法として、通常の販売ページを利用する方法とコピーページを利用する方法があり、それぞれメリット・デメリットがあります。

通常の販売ページを利用する場合のメリットは以下の通りです。

• 今までのレビューが蓄積された状態でセール中に販売ができ、セール中のレビューを通常時も引き継ぐことができます。
• セール期間中の販売実績などによって検索ランキングの上位に上がる可能性があります。

デメリットは以下の通りです。

• 販売できない期間があり機会損失が出る可能性があります。

　※ユーザー側は商品ページの閲覧はできますが「販売期間前です」の表示がされて購入できない状態です。この状態が約1週間程度続きます。

コピーページを利用する場合のメリットとしては以下のようなものがあります。

• コピーページが販売期間前でも通常ページで販売することができ、機会損失を防ぐことが

デメリットは以下の通りです。

• スーパーセールの期間中は通常ページは倉庫登録しておく必要があり、コピーページの販売では今までのレビューが引き継ぎされません。
• スーパーセール終了後コピーページは倉庫登録する必要があり、セール期間中のレビューは引き継ぎされません

通常ページ、コピーページどちらも一長一短ありますが、最近の楽天の傾向としては販売できない期間があるとしても、レビューや販売実績の蓄積ができる ということを考えて通常ページを活用することが多くなっている印象です。

但し、在庫整理の一斉処分などの場合はコピーページを利用してもいいかもしれません。

次にスーパーセールサーチの活用として商品の事前告知が重要になります。

メルマガやLINEなどを活用し、ユーザーにセールサーチ商品を事前に告知することで購入のきっかけになり、セールサーチ商品やその他の商品を購入してもらえる可能性があります。

またスーパーセールは開催日や最終日付近でアクセスや売り上げが大きく伸びるのが特徴です。

その為、最終日付近から最終日にかけて「3,000円以上の購入で10％OFFクーポン」を発行することでセールサーチ商品の売り上げを伸ばすことが期待できます。この時にもメルマガやLINEで告知すると良いでしょう。

申請条件と審査プロセス解説

本章では、セールサーチに参加するための申請条件とその審査プロセスについて解説します。

楽天スーパーセールサーチ参加に必要な条件

楽天スーパーセールサーチの参加に必要な条件としては以下の項目があります。

• 予約商品、定期購入商品、頒布会商品、を除く商品であること
• 楽天スーパーセール開始前4週間以内に販売できない状態だった商品では無いこと
• 割引率が10%以上であること
• 販売期間設定をスーパーセールの期間にしていること
• 対象商品を指定している配布型クーポンを特定期間で累計14日間以上設定していないこと
• 楽天スーパーDEALとの重複参加していないこと

※楽天が発行しているバラエティークーポンや全商品対象の配布型クーポン、サンキュークーポンは影響しません。

審査の通過ポイントと効果的な対策

審査には一次チェックと二次チェックがあり、一次チェックに通過した場合にのみ二次チェックに進み、2つの審査に通過して初めて掲載が決定します。

合否のメール等は届かないので、RMS上で確認します。以下にポイントをいくつかまとめたので確認してみてください。

• 販売期間設定　※一番多いミスがこれ！

ポイント→ 販売開始日時・終了日時ともに楽天スーパーセール期間内でなければいけません。販売期間設定がないものはNGとなります。

• 申請商品の元値設定

ポイント→ 表示価格が「自動選択」あるいは未設定のものは元値として利用できません。元値となるのは、当店通常価格  メーカー希望小売価格  商品価格ナビのデータ参照 のみです。

• 割引率では小数点以下切り捨て

ポイント→ 割引率は1％単位まで考慮し、1％以下は切り捨てとなります。例えば49.9%割引は「半額サーチ」の対象外となります。

• 消費税表記（税込・税別）

ポイント→ 申請商品の消費税設定(税込・税別)は変更できません。通常販売していた時点と同じ税設定にしてください。

審査に落ちた場合の再申請と対処法

スーパーセールサーチの審査に落ちた場合、申請期間内にRMS内のイベント申請画面の✕になっている項目を修正することで再度審査を受けることができます。

一次チェック、二次チェックどちらも、21時までに修正することで、翌日の午前中にチェック結果が更新されます。

楽天スーパーセールサーチを最大限活用する販売戦略

楽天スーパーセールサーチを活用する販売戦略としてのメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

セールサーチのメリット

セールサーチのメリットとしてアクセス数・クリック率・転換率の向上やリピーターになってもらえるといったことがあります。それぞれ解説します。

①アクセス数・クリック率・転換率の向上が期待できる

まず、アクセス数の向上について解説します。

楽天スーパーセールは大々的に告知されるので多くのお客様が認知し、サーチ商品に集まりやすくなります。そのため特設ページへのアクセスが集中します。

そこで、「スーパーSALE割引」「スーパーSALE半額」の特集に目が止まります。特に「スーパーSALE半額」には、全ユーザーの8割の方が閲覧するので、大幅なアクセス数の向上が見込めます。

次にクリック率の向上について解説します。

セールサーチの審査に通過し、掲載が可能になった割引商品には、「スーパーSALE割引」「スーパーSALE半額」のアイコンが自動で付きます。

アイコンがあることでお客様の目を引き付け、商品をクリックしてもらうことで、クリック率の向上が見込めます。

最後に転換率の向上について解説します。

スーパーセールは値引き商品が魅力となり、お得にお買い物がしたいお客様が集まるイベントです。

スーパーセールサーチに掲載されることでお買い物かごの表示価格が、値引き前と値引き後の価格が表示される2重価格表記になります。

その他スーパーセール割引商品というアイコンがつくなど、ページ内でもお得感が出るため、転換率が上がりやすいのが特徴です。

②セールサーチ掲載の商品をきっかけに興味を持ち、お店のリピーターになってもらえる

セールサーチに掲載されることで商品の露出度が高まり、様々な年代のお客様に商品を知ってもらうきっかけにもなります。

そこで、セールサーチに掲載されている商品を安く購入して気に入ってもらう事でお客様にリピーターになってもらうチャンスになります。

セールサーチのデメリット

セールサーチのデメリットとして必ず10％以上の値引きが必要になる点、在庫切れを起こしたり注文を捌ききれなくなる可能性があるといったことがあります。それぞれ説明します。

①必ず10％以上の値引きが必要になる

セールサーチに掲載するにあたって10％以上の値引きは必須になります。商品によっては10％の値引きも難しいものもあるかと思います。

そのため基本的には利益率が高い商品を出す必要があります。

②注文の増加により在庫切れを起こしたり、注文を捌ききれなくなる可能性がある

セールサーチに掲載されることで商品の露出が増え、様々なお客様の目に止まるようになります。

その為普段よりも注文が多くなり、在庫切れを起こし機会損失になる可能性もあります。また、注文数が増え注文を捌ききれなくなったり出荷作業が大変になることがあります。

実際、普段は受注スタッフと出荷スタッフが別々にいる店舗さんで、スーパーセールの期間中だけ全スタッフで受注処理・出荷処理をする といった店舗さんのお話しを聞いた事もあります。

総括｜楽天スーパーセールサーチの最適解とは！申請方法と条件について

スーパーセールサーチの申請方法を理解することでセールサーチに商品を掲載でき、スーパーセール時の売り上げ向上に繋げることができるようになります。

この記事ではセールサーチの参加方法やコピーページの作り方や活用方法、審査の条件や販売戦略について解説しました。

この記事を参考にスーパーセールサーチを実践していただければ幸いです。